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Porsche calls for suppliers to switch to green energy

ポルシェが部品の供給メーカー1300社に対して、2030年までに、太陽光・風力などのグリーンな電力だけを使って部品を作るようにと指示を出したという報道です。それが出来ない企業は、切られるということを意味します。

先日、これと同じような発表と Apple がしたことをここに書きましたが、この傾向はまだ始まったばかりで、今後、あらゆる業種に広まります。

日本企業にとって大きな課題は、「グリーンな電力に切り替えようにも選択肢がない」という点です。そもそもグリーンな電力が少ない上に、ドイツのように送配電の分離が進んでいないため、グリーンな電力への切り替えが不可能な場所がほとんどなのです。

日本政府は、福島第一での過酷事故以前に作られた原発と(高速増殖炉の失敗で既に破綻している)「核のリサイクル」に頼ったエネルギー政策をいまだに保持している上に、思い切った送配電分離も出来ないため、この分野では世界に大幅に遅れをとっています。

この手の報道を見て、腰の重い経産省もようやく動き出すとは思いますが、2030年までわずか9年しかありません。そんな短期間に大きな変化を起こすためには、電力会社の反対を押し切った痛みの伴う本格的な改革が必要ですが、霞ヶ関の官僚はもちろん、しがらみだらけの自民党の政治家たちにもそんなことは出来るとは思いません。

本来ならば、こんなことも含めて、野党が一つにまとまって戦えば、次の選挙で自民党から政権を奪うことは決して難しくないと思います。しかし、これまでのように、多数の弱小野党がバラバラに戦うようでは、再び自民党+公明党が政権を維持して、今のだらしない政治に、国民がお墨付きを与えてしまうことになります。

それぐらい次の選挙が、日本の将来にとって重要だということを、野党のリーダーたちに是非とも認識していただき、(小選挙区制に適した)一つの党にまとまって、戦っていただきたいと思います。

 

引用 週刊 Life is Beautiful 2021年7月13日号

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