〇ポイント(加工手順)
・ねじ外形を 外形-0.1mm で加工する
・面取り
・盗み(ねじの逃げ溝)をつくる。半径目盛りでピッチの半分程度(谷径より深くがよい)。その後、面取りをする
(切削油を筆等で給油しながら、主軸回転数は低めに)
おねじ・めねじの逃げ(ぬすみ)ねじの逃げまたはぬすみとは,おねじとめねじのピッチの1.5~2倍の長さを谷径または山径になるまで削り,不完全ねじ部を無くす方法である.これは,ねじ部の先の部分にほかの部品を密着させるための機能を持つ.ねじの逃げ(ぬすみ)ねじピッチの1.5~2倍
<ねじ切り加工>
・自動送りのレバーはニュートラル
・加工するピッチが親ねじと同じ倍数ならハーフナットレバーを戻して加工してもよい
(切込み深さを0.25⇒0.125⇒0.04と減らしていく)
ダイスでのねじ加工
ダイス加工はタップ加工と同様に、手動で行う場合は芯を出して加工するのが難しいです。特にダイス加工の場合、タップと違いスコヤなどでまっすぐに挿入できているかを確認できないため特に難しい作業です。
ダイス加工も旋盤を用いて行えば真っ直ぐに加工することが可能です。
・ダイス加工段取り 1ダイス加工部分の下加工
ダイス加工はタップ加工と違い、ねじ切り加工前の仕上げ径が異なります。基本的には加工を行うねじサイズより-0.1mm程度の径で加工を行えます。(1)
例) M10であれば下加工径が9.9mm
【汎用旋盤】ダイスを使ってのネジ切りのやり方やワンポイントアドバイス
長物を加工する場合
〇回転センターを用いたワークの支持
通常、チャックを用いてワークをチャッキングしますが、主軸側と心押台側を両方センターにすることにより両方からセンター支持を行って加工を行うことが可能です。
回転センターを用いたワークの支持
(特殊な固定方法)
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