ブログ
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エンジニアリング
空気圧配管が共鳴した話|閉止分岐をつなぐと音が消えた現象を考える
空気圧設備を扱っていたとき、流路途中に設置されたソレノイド弁付近から、通常の排気音とは違う「共鳴しているような音」が発生したことがある。 最初はソレノイドそのものの異常を疑った。ソレノイド弁で「ブーン」といううなり音が発生する場合、電圧不... -
エンジニア
3Dプリンタのお土産づくりをAIと分担したら、お互いのミスを6回拾い合った話
並行作業では、必ずどこかが抜ける 3Dプリンタで配布用の小物をまとめて刷ろうとすると、確認事項が一気に増える。 姿勢は適正か。サポートは要るのか要らないのか。何個必要なのか。色はどう割り振るか。ベッドに収まるか。フィラメントは足りるか。 一つ... -
エンジニアリング
圧力容器の補強板|機械保全士の勉強で思い出した、「傷みやすい場所」を設計に戻すという話
機械保全士の勉強をしていて、圧力容器の点検・補修に関する範囲を読んでいたときに、以前担当していた設備のことを思い出した。何十年も連続稼働していた圧力容器で、点検のたびに同じ場所を確認していた記憶がある。 今回は、その実機での点検経験と、後... -
エンジニア
多色プリントのパージを実測した 試算は当たった、そして減らす順番が分かった
前回、3MFの中身を解析して多色プリントのパージ量を試算しました。層ごとに何色が存在するかを数えて、ツールチェンジ回数から廃棄量を見積もる、という方法です。 あの記事は「実測していません」という断り書きで終わっていました。今回、実際にスライ... -
エンジニア
AMSのパージ量は色数では決まらない 3MFを解析して印刷前に見積もる
多色プリントをすると樹脂を捨てます。色を切り替えるたびにノズルの中の前の色を押し出す必要があるので、その分が廃棄になります。 これがどのくらいの量になるのか、ずっと感覚で捉えていました。「色数を減らせば減るんだろう」くらいの理解です。 ワ... -
エンジニア
3Dプリンタの多色印刷、廃棄フィラメントは「個数」では増えない — P2Sで12個同時出力して実測した
多色印刷をやると、造形物より捨てるフィラメントのほうが多い。これはマルチカラー3Dプリンタを使ったことがある人なら誰でもぶつかる話です。 ただ、その廃棄量が何によって決まるのかは、意外と整理されていません。個数を増やせば増えるのか。色数を増... -
エンジニアリング
SSRはOFFにしても電圧が消えない|機械保全士の勉強で思い出した実機トラブル
機械保全士の勉強でSSR(ソリッドステートリレー)の問題に出会い、過去に実機で経験した「想像以上の発熱」と「OFFなのに電圧が残ってカウンタが誤動作した」トラブルを振り返り、SSRの構造的な特性と実務での注意点を整理します。 -
技術メモ
スケッチ→3Dモデル化 検証結果まとめ
検証期間:2026年8月 対象:Meshy(エージェントモード)/Bambu Lab P2S・A1 mini 目的:小学生向けワークショップで「子どもの絵を3Dプリントする」工程が成立するかの確認 1. 測定方法 生成された3MFを解凍し、3D/Objects/object_1.model の頂点座標か... -
技術メモ
AIで絵を3Dモデルにしたら厚さ1.3mmの板が出てきた話 3MFを解剖して原因を突き止める
小学生向けのワークショップを準備しています。子どもが描いた絵をAIで3Dモデルに変換し、3Dプリンタで出力して持ち帰ってもらう、という内容です。 生成AIのデモを見る限り、この工程は簡単そうに見えました。実際、絵を渡せばモデルは出てきます。画面の... -
エンジニアリング
チタン系焼結材をサーメットで削ったら刃先から火花が出た|工具材種を間違えると何が起きるか
Ti-Mn-Zr系焼結材を旋盤加工した際、サーメットチップでは刃先から火花が出て発火の兆候が見られたが、超硬チップに替えると普通に削れた実例をもとに、工具材種選定の失敗と金属火災の危険性を解説します。 -
AI・ChatGPT副業
紙でもらう健診結果を「経年データ」に変える個人運用|スキャンからCSV化まで
人間ドックや健康診断の結果は、たいてい紙で渡されます。そして机の引き出しに積まれ、翌年また新しい紙が増えます。数年経ってから「去年の値どうだったっけ」と探しても、封筒がどこにあるか分からない。 私も長らくこの状態でした。ですが AI ツールで... -
エンジニアリング
高松機械X-10の起動ボタンが破れた話――スイッチ本体ではなく防じんキャップだけ交換した
高松機械X-10の操作盤で「起動」ボタンの緑色防じんカバーが経年劣化で破損。スイッチ本体・接点は正常だったため、操作盤裏側の刻印から富士電機AH25-Fシリーズと特定し、防じんキャップ(AHX047)だけを交換対象とした保守記録です。 -
エンジニア
ポンプが全く吸わなくなった ― 高回転+細い配管が招いたキャビテーション
機械保全の問題から思い出した現場の失敗 機械保全の勉強をしていて、こんな設問に出会いました。 ポンプに発生したキャビテーションの対策として、吸込揚程を小さくする。 正解です。「吸込側の条件を良くして NPSHa(有効吸込ヘッド)を確保する」という... -
株式投資
NVIDIA(NVDA)を5年以上保有して含み益10倍以上に――2020年頃の投資判断を今振り返る
2020年頃からNVIDIA(NVDA)株を保有し続け、含み益は10倍以上に。当時考えていたゲームGPUの優位性、データセンター市場への慎重な見方、エッジコンピューティングへの期待などを、5年以上経った現在のデータと照らし合わせて検証します。 -
エンジニア
Vベルトは「側面で伝える」——現場で効く点検・交換の勘どころ
工作機械や送風機、コンプレッサなど、工場のあちこちで回っているVベルト。地味な部品ですが、ここの管理が甘いと「なんとなく力が出ない」「電気代が上がった」「ベルトがすぐ切れる」といった、原因のつかみにくい不調を延々と抱え込むことになります。... -
エンジニアリング
センタードリルが折れた!超硬リューターと中ぐり加工で除去した実務記録
長尺丸棒の旋盤加工中にセンタードリルを折ってしまった実例をもとに、超硬リューターと中ぐり加工を組み合わせた除去方法、普通のドリルで無理に加工するリスク、除去後の確認項目、他の除去方法との比較、予防策までを実務目線で解説します。 -
エンジニア
【自己検証】「町工場AIにローカルLLMは要らない」は、2週間で覆ったのか
先日このブログで「町工場AIにローカルLLMは要らない」という記事を書いた。GPU搭載PCに45〜60万円を投じるより、クラウドAPIを従量課金で使うほうが、コストでも精度でも合理的だという内容だ。 その2週間後、Microsoftが真正面から反対のことを言い出し... -
エンジニア
機械保全2級 三相誘導電動機|工場のどこで使われ、なぜ「始動」と「型式」が問われるのか
機械保全技能検定(2級)では、三相誘導電動機に関する問題がよく出ます。同期速度の計算、始動方式、かご形と巻線形の違いなど、覚えることが多く感じるテーマです。 しかし、これらはバラバラの知識ではありません。「工場で電動機をどう使い、どんな課題... -
エンジニア
機械保全2級 ドリルの「ねじれ角」を入口に、工具選定と再研磨・SUS加工まで現場目線で解説
機械保全技能検定(2級・機械系保全作業)の学科試験では、切削工具に関する問題が出題されます。その中でも、ドリルの「ねじれ角」と切れ味・剛性の関係は、繰り返し問われる定番テーマです。 過去の試験問題 | 国家検定 機械保全技能検定 この記事では、... -
技術メモ
図面検査をAIにやらせる「図検AI」を作った ― Claude Vision × RAG で、現場のチェック作業を助ける
製造業の現場では、図面のチェックという地味だが重要な作業があります。寸法の記入漏れ、公差の指定ミス、表題欄の不備、加工上あり得ない指示——こうした確認は経験がものを言う一方、人が目視でやる限りは見落としが避けられません。 この図面チェックを...
