【問題】(pdfファイル)

ダウンロードして使用してください。

問題と解答

問題3

地中電線路の施設に関する①~⑥について,正しいものには○,誤っているものには×を記せ。 ①地中電線路の電線に絶縁電線またはケーブルを使用し,管路式・暗きょ式または直接埋設式により施設した。 ②直接埋設式において,地中電線の埋設深さを車両その他の重質量の圧力を受けるおそれがあったので 0.8m 以 上とした。 ③高圧地中電線路を暗きょ式で施設し,2m の間隔で,物件の名称,管理者名および施設年月日を表示した。 ④特別高圧地中電線路において,管路式により施設する場合,2m の間隔で,物件の名称,管理者名および電圧 を表示する。ただし,需要場所から 20m 以下の地点ではこの規定から除かれる。 ⑤爆発性または燃焼性のガスが侵入するおそれがある場所に設ける大きさが 1m2以上の地中箱には,自動消火設 備その他のガスを拡散させる装置を設けなければならない。

問題4

地中電線の隔離距離に関して,以下の問いに答えよ。 (1)高圧地中電線が特別高圧地中線と接近する場合,地中箱内外の箇所で相互間の距離はいくつ以上にするか。 (2)(1)の相互間距離以下に施設ができる場合として,次のア~オのうち誤っているものを2つ選べ。 ア.それぞれの地中電線が自消性のある不燃性の被覆を有する場合 イ.それぞれの地中電線が堅ろうな自消性のある不燃性の管に収められている場合 ウ.いずれかの地中電線が堅ろうな不燃性の管に収められている場合 エ.地中電線相互の間に堅ろうな耐圧性の隔壁を設けられている場合 オ.地中電線相互の間に危険を表示する埋設標識を設ける場合

問題5

屋内配線工事に関する①~⑨について,正しいものには○,誤っているものには×を記せ。 ①合成樹脂管工事の支持点間距離2m 以下とした。 ②金属管工事において,絶縁電線相互を接続し,接続部分をその電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもの で十分被覆した上で接続部分を金属管内に収めた。 ③単相3線式 200V のクーラー用配線で,金属製可とう電線管内に屋外用ビニル絶縁電線(OW 線)を収めた。 ④ライティングダクト工事では,ダクトの開口部は上に向けて施設し,ダクトの終端部は閉そくした。 ⑤ライティングダクト工事の支持点間距離3m 以下とした。 ⑥ケーブル工事の支持点間の距離は,原則として 2m 以下であるが,キャブタイヤケーブルを用いる場合は 1.5m 以下としてもよい。 ⑦ケーブル工事において,人が触れるおそれがない場所で,ケーブルを垂直に 6m 間隔で取り付けた。 ⑧フロアダクト工事は,300V 以下では点検できない乾燥した隠ぺい場所に施工してもよい。 ⑨平方保護層工事では,300V 以下では点検できない乾燥した隠ぺい場所に施工してもよい。

問題6

低圧屋内幹線に電動機,他の電気使用機械器具を組み合わせた以下の①~③の場合に関して,低圧屋内幹線に 使用する電線の許容電流の下限値とその幹線を保護する遮断機の定格電流の上限値をそれぞれ求めよ。 ①電動機等の定格電流の合計が 30[A],他の電気使用機械器具の定格電流の合計が 40[A] ②電動機等の定格電流の合計が 40[A],他の電気使用機械器具の定格電流の合計が 30[A] ③電動機等の定格電流の合計が 60[A] ,他の電気使用機械器具の定格電流の合計が 0[A]

問題7

周囲温度が 25℃の場所において,単相 3 線式(100/200 V)の定格電流が 30 A の負荷に電気を供給する低圧屋内 配線 A と,単相 2 線式(200V)の定格電流が 30 A の負荷に電気を供給する低圧屋内配線 B がある。いずれの負荷 にも,電動機又はこれに類する起動電流が大きい電気機械器具は含まないものとする。二つの低圧屋内配線は, 金属管工事により絶縁電線を同一管内に収めて施設されていて,同配管内に接地線は含まない。低圧屋内配線 A と低圧屋内配線 B の負荷は力率 100%であり,かつ,低圧屋内配線 A の電圧相の電流値は平衡しているものと する。また,低圧屋内配線 A 及び低圧屋内配線 B に使用する絶縁電線の絶縁体は,耐熱性を有しないビニル混 合物であるものとする。 この絶縁電線の周囲温度による許容電流補正係数 k1 は,以下の式で与えられる。ただし,この式において, θは,周囲温度(単位:℃)とし,周囲温度が 30℃以下の場合はθ=30 とする。 また,絶縁電線を金属管に収めて使用する場合の電流減少係数 k2は以下の表のようになる。 同一管内の電線数 電流減少係数
同一管内の電線数 電流減少係数
3以下 0.70
0.63
5又は6 0.56
ただし、この表において中性線、接地線及び制御回路用の電線は同一管に収める電線数に算入しないものとする。 このとき,低圧屋内配線 A,B に用いる絶縁電線に要求される許容電流の最小値[A]をそれぞれ求めよ <おすすめ記事>