JISB0001 機械製図に関する一般事項
機械製図に関する一般事項は、JIS B 0001機械製図に規定されていますが、おおよそ次のような内容になります。
・図形の大きさと対象物の大きさは、正しい比例関係を保つように描く
・線の太さ方向の中心は、線の理論上描くべき位置とする
・線と線の隙間は0.7mm以上が望ましい
・多数の線が一点に集中する場合は、点の周囲をあけるのがよい
・透明な材料による対象物・部分でも、全て不透明なものと仮定して描く
・大きさ(サイズ)は、特に指示がない限り、二点測定によるものとして指示する
・寸法には、特別なものを除いて、許容限界を指示する
・幾何公差を指示する場合は、規格(JIS B 0021等)に基づき指示する
・表面性状を指示する場合は、規格(JIS B 0031等)に基づき指示する
・溶接を指示する場合は規格(JIS Z 3021等)に基づき指示する
・ねじ、ばね等を指示する場合は、該当するJIS規格に基づき指示する
・JISの製図記号を用いる場合は、特別な注記は必要ない
鉄鋼系材料
- 純鉄:炭素含有量が0.02%以下のもの
電気機器の材料などに用いられる。一方で、機械的強度が低く柔らかいため、構造材料には適さない - 炭素鋼(鋼):炭素含有量が0.02~2.1%のもの
強度が高い。熱処理によって様々な機械特性を生み出すことができます。 - 鋳鉄:炭素含有量が2.1%以上のもの
複雑な形状のものを安価に大量に生産することが可能
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