【電験3種(R2年度)】法規科目:問10 [解答・・・⑤] a~cの内容は「電気設備技術基準の解釈」第229条【高圧連系時の系統連系用保護装置】(p.241−242)から引用されている内容となります。また表は229−1表の一部になります。(空白箇所部分を赤字で記載しています。) ーーーーーー 第229条 高圧の電力系統に分散型電源を連系する場合は、次の各号により、異常時に分散型電源を自動的に解列するための装置を施設すること。 一 次に掲げる異常を保護リレー等により検出し、分散型電源を自動的に解列すること。 イ 分散型電源の異常又は故障 ロ 連系している電力系統の短絡事故又は地絡事故 ハ 分散型電源の単独運転 二 一般送配電事業者が運用する電力系統において再閉路が行われる場合は、当該再閉路時に、分散型電源が当該電力系統から解列されていること。 三 保護リレー等は、次によること。 イ 229−1表に規定する保護リレー等を受電点その他故障の検出が可能な場所に設置すること。 (229−1表の抜粋) 検出する異常      種類 発電電圧異常上昇    過電圧リレー 発電電圧異常低下    不足電圧リレー 系統側短絡事故     不足電圧リレー 短絡方向リレー 系統側地絡事故     地絡過電圧リレー 単独運転又は逆充電   周波数上昇リレー 周波数低下リレー 逆電力リレー 転送遮断装置又は単独運転検出装置 ーーーーーー 上記により、(ア)は「短絡事故又は地絡事故」、(イ)は「一般送配電事業者」、(ウ)は「地絡過電圧」になります。 以上により、選択肢の【5】が正解となります。 〇参考 【おすすめテキスト】
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