流量制御とバルブの基礎|配管設計で必要な弁の種類と選定
配管システムにおけるバルブ(弁)の役割と種類を解説します。プロセス設計・配管設計・保守管理の現場で必要な基礎知識です。
バルブの主な機能
- 流量の開閉(遮断)
- 流量の調節(コントロール)
- 流れ方向の規制(逆止)
- 圧力の調整・安全保護
主要バルブの種類
ゲートバルブ:全開か全閉で使用。圧力損失が少ない。グローブバルブ:流量調節に適する。圧力損失は大きめ。バタフライバルブ:大口径・低圧向け。コンパクトで軽量。ボールバルブ:90°回転で全開・全閉。操作が素早い。逆止弁(チェックバルブ):流体の逆流防止。安全弁(リリーフバルブ):設定圧力超過時に自動開放し圧力保護。
調節弁(コントロールバルブ)
プロセス制御システム(DCS・PLC)からの制御信号(4〜20mA等)に応じて流量を調節する自動弁。Cv値(流量係数)で能力を表す。
選定のポイント
流体種類(液体・気体・蒸気・スラリー)、温度・圧力・腐食性、要求流量精度、操作頻度、設置スペースが選定基準です。
まとめ
バルブ選定の失敗はプロセス制御の不安定・漏れ・破損につながります。流体特性と運転条件を正確に把握した上で、メーカーと協議しながら最適選定することが重要です。
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