精密加工の分類

機械部品の精密加工には様々な方式があり、材料・形状・精度・コストに応じて最適な方式を選択します。

主要加工方式の比較

加工方式 材料 精度 特徴
マシニングセンタ(MC) 金属全般 ±0.01〜0.001mm 汎用性が最も高い
放電加工(EDM) 導電性材料 ±0.001mm以下 硬材・複雑形状に強い
ワイヤ放電加工 導電性材料 ±0.003mm 輪郭切断・金型に多用
レーザー加工 幅広い材料 ±0.05mm程度 高速・非接触
研削加工 金属 ±0.001mm以下 最高精度の面出し

マシニングセンタ(MC)の基本

CNC(コンピュータ数値制御)で工具を3軸以上に動かし、ドリル・エンドミル・フライスなど多様な工具を自動交換しながら複合加工を行います。5軸MCでは複雑な曲面を1回のセットアップで加工できます。

放電加工の原理

電極と工作物の間に放電(スパーク)を起こして材料を溶融・蒸発させます。超硬合金や熱処理後の硬い材料も加工でき、金型・精密部品製造に不可欠です。

レーザー加工の応用

CO2レーザー(金属板の切断)・ファイバーレーザー(高精度)・フェムト秒レーザー(超精密・ガラス・樹脂も可)と、用途に応じた選択があります。レーザー溶接も急速に普及しています。