ボール盤

真鍮の穴あけ作業

 

真鍮は柔らかい材料なので加工時に食い込みが強く、材料がとられて外れてしまったり、ドリルが折れてしまう可能性が高い材料で特に貫通時に事故が多いです。

加工物の対策としては、裏板を当てて加工することで貫通時の食い込みを置きにくくすることで対策ができます。
ドリル側の対策としてはすくい角を小さくしたり、蝋燭ドリルを用いると食い込みを

アクリル板・薄板の穴あけ作業

アクリル板は加工時に欠けが発生したり、熱によって白く曇る可能性があります。

・対策としては蠟燭ドリルを用います
・熱対策は水溶性の切削材を十分にかけながら冷却します

 

皿ねじ用の座繰り加工

・穴の位置合わせには、穴に面取りカッタを当てた状態でスピンドルを左回転させます。穴位置があったらクランプで固定します。
・深さの調整は試し加工をした穴で丁度良い深さを決定しその深さを基準にストッパで調整します。

 

旋盤

旋盤で穴あけ作業をするときの下穴はアルミニウム合金や真鍮のときは必要ない。
下穴があると食い込み現象を起こす可能性がある。

ステンレス鋼などは下穴が必要

 

参考:目で見てわかる穴あけ作業 (Visual Books)

ドリル加工の奥義!穴あけのプロになろう 穴あけ加工のノウハウ・事例