沖縄県の八重山諸島は東京から約2000キロ、
沖縄本島からも約400キロ離れたところにある日本最南端の島々。
石垣島を拠点として、各離島へはフェリーで訪れることができます。
中でも石垣島からフェリーで10分と1番近い離島の「竹富島」は、気軽に訪れることができるので人気です。
竹富島は石垣の塀と赤瓦の屋根、その屋根の上で島を見守るシーサー、南国の花々と白砂の道が織りなす風景が美しい島。
周囲は約9キロの平坦で小さな島なので、サイクリングに最適です。
島にはレンタサイクル店がいくつもあり、現地受付の他予約すると港からお店まで送迎してくれるお店もあります。
相場は1時間300円、1日1500円。
2~3時間位で周れるお勧めのサイクリングコースは、カイジ浜→コンドイ浜→西桟橋→集落。
カイジ浜は星の砂がとれることで有名な美しいビーチです。
潮の流れが速いので遊泳禁止ですが、星の砂を探しながらの散歩や木陰でひと休みなど、
ゆったりした時間を過ごせます。ちょっとした売店があり、小瓶に入った星の砂が買えます。
コンドイビーチは真っ白な砂浜と澄んだコバルトブルーの海がとてもきれいで、ここは本当に日本なの!?と思うほど。
晴れた日には海の向こうに西表島・小浜島・黒島が見渡せます。遠浅で波が静かなので海水浴をする人も多く、
浜の入口の芝生広場にはシャワーとトイレもありました。日陰では猫ちゃんたちがのんびりお昼寝していました。
西桟橋は夕陽の名所。フェリーで石垣島へ帰るとなると夕陽は見れませんが、昼間でもきれいな景色を見ることができます。
青い海に向かってまっすぐ伸びる白い桟橋からは、遠くに西表島も見渡せます。2005年に国の有形文化財に登録されたそうです。
西桟橋から集落へはほんの数分。集落では自転車を降りてのんびり散歩するのがお勧めです。
島の中央にある高さ4.5mの「なごみの塔」を目印に白砂の道の集落を歩くと、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている昔ながらの八重山の風景を堪能できます。
水牛車たちとすれ違うとガイドさんが奏でる心地よい三線の音と島唄が聞こえてきます。
集落には食事ができるお店やカフェもあるので、サイクリングと散歩で疲れたらちょっとひと休み。
中でも「そば処竹の子」は八重山そばが美味しくて人気です。「かにふ」は島で1番大きいお店で、
竹富島で養殖しているクルマエビや石垣牛などの地元食材を使ったお料理が楽しめます。
「パーラーぱいぬ島」はオープンカフェになっていて、インスタ映えしそうなカラフルでボリューミーでふわふわのかき氷が食べられます。
かき氷のメニューはたくさんありますが、いち押しは「ぜんざい」。
さっぱりしていて甘すぎず喉の渇きを癒すのにぴったりです。
さて、竹富島のお土産ですが、有名なのはカイジ浜の売店でも売っていた「星の砂」。
他にも貝アクセサリーやマグネット、ストラップなど小物が色々ありました。
お土産の品揃えが良かったのは「竹富島観光センター」と竹富港の売店。
竹富島オリジナルのアクセサリーとTシャツを買うなら、落ち着いた雰囲気の「南潮庵」がお勧めです。島でとれた天然素材とアンティークビーズ、
シルバーを組み合わせたアクセサリーはどれもお洒落で、自分用に記念に買って帰るのにぴったりです。
竹富島には他にも素敵な観光スポットがたくさん。水牛車、グラスボートの他、見どころを周るバス観光もあります。
日々の喧騒を忘れのんびりとした島時間を満喫しにぜひ訪れみてください。
ぐりぐら さんの投稿
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