教養を付けると人生が面白くなります。それは視野が広がるからです。
人生をより面白いものにするためには教養を付けるのが近道です。今回話したい内容は、
「人生をより楽しむため」に教養を高めましょうという事、
教養のつけ方、等々です。
私がこの記事を書いている今は2018年6/10でFIFAワールドカップ開催直前ですが、
もし、あなたがサッカーについて教養があれば、このワールドカップ開催期間はとても楽しいものになります。
時間やお金が許せば、ロシアまで行ってワールドカップを観戦しながら、
1か月間、観光も楽しむ。
そんな価値観を持っていたら、とても有意義な時間の使い方だと思いませんか。
少し教養があるだけでワールドカップ期間中はサッカーに限らず、ロシアの文化や歴史、食などなど。
色んな所で充実した時間を過ごす事ができるでしょう。
教養に幅があれば、あなたが人生を楽しめる選択肢が広がります。
どんな事を学ぶべきか
西洋にはギリシア・ローマの時代以来「リベラルアーツ」という概念があります。
一人前の人間が備えておくべき教養のことで、算術、幾何、天文学、音楽、文法学、修辞学、論理学の七つの分野から成ります。
これらを自分の意見が持てる程度に学ぶことは大事ですが、
自分の好きな事を深掘りすることはそれ以上に大切な事です。
昔の日本社会は、アメリカのような国をつくる事を目標として、
追いつき追い越せと努力してきました。
霞が関の官僚がアメリカに倣って設計図を書き、
市民はその通り働けばよいという構造です。
そういった時代背景もあり、当時は自分で物事を考えなくてもうまくいきましたが、
あなたが生きている現代は違います。
もっとあなた自身が考えて、行動する、個人の力が求められているのです。
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自分で考えてアウトプットする力はとても重要です。
僕はよく、「自分のフィルター」を通した、発信が必要なんていったりしていますが、
自分のフィルターを通すことで、他人と同じ情報に触れていても違った発信ができるようになります。
例えば中国の現代研究所という組織が日本を分析するためにやっていた事は、
スパイを送り込む。なんかではなく、日本の新聞、テレビ、週刊誌を丹念に読むことです。
日本人なら誰でも容易に触れられる情報を、
ていねいに見聞きするだけで日本の世論の動向や
キーパーソンのプロファイリングは十分にできるようです。
結局ものをいうのは機密情報ではなく、考える力なんです。
考える力があれば、普通に入手できる情報を駆使するだけで、
それまで見えていなかった世界を描くことができるようになるわけです。
常識を疑え
ビジネスで大成功する人って、
はっきり言って、どこか「クレイジーさ」があります。
うわっ、ちょっとこの人頭おかしいな、っていう感じです。
そういった「常識外れ」のことができないと
常識外れの結果は出せません。
もっと大風呂敷広げてみてもよいものです。
人と違った価値観を持っていることは、
それだけであなただけのフィルターになり得るのです。
そして、常識というのは時間と共に変わっていきます。
例えば、子供にスマホやパソコンを与えていいのか?
という議論。
これは多分、10年後の子供たちから見れば、
「そんなの当たり前じゃん。
むしろスマホを買い与えない親なんて、
考えられない。
私たちの邪魔をするなんて最低。」
となるはずです。
僕の子供の頃はゲームや漫画の
地位が低く、悪影響ばかりがとりだたされて、
家庭によっては全く買ってもらえない友達もいました。
でも、今はどうでしょう?
ゲームを作り、漫画を描き、アニメを
作って、そして世界はそれを大歓迎していますよね?
親が反対することが、未来の常識だったりするのです。
自分が子供の頃を考えてみてください。
音楽を制限され、
友達を制限され、
移動を制限され、
読む本も制限され、
ファッションも制限されたと思うんです。
「最近の若者は・・・」という老害に、僕らは
知らないうちになってしまっています。
それが普通なんです。
なぜなら、これからの時代はさらに変化が早いからです。
だから頭ごなしに否定するのではなく
「こーゆー奴らの価値観が次の時代を作っていくのか」という
予測する材料にする必要があると思うんです。
とはいえ、ただたんに若者の輪の中に入って、
一緒になって馬鹿騒ぎをするのは、何の意味もないと
思います。
“教養”をもった大人の態度で接するのです。
そしてその上で、最先端に注目すれば、より鮮明に
時代の動きがつかめるようになるのです。