A点とB点は同じ高さにあるため、ベルヌーイの式より
マノメータとはどういうものですか
マノメータ(manometer)とは、液体の柱の高さの差を利用して圧力差を測定する装置です。 配管や機器の中の圧力を、よく知っている液体(水や水銀など)を使って測定します。■ 仕組みのイメージ
U字型の管の中に水銀(または水)が入っていて、 片側を測りたい圧力に、もう片側を基準圧力(大気圧など)につなぎます。 圧力p1 → | | ̄ ̄ ̄ ̄| |
| | | |
| | | |
| |______| | ← 圧力p2(大気圧など)
→ 液面の高さ差 H が生じる
圧力が大きい側の液面は押し下げられ、
圧力が小さい側は液面が上がります。
その液柱の高さ差 Hから、圧力差を次の式で求めます:
- ( \rho ) = 液体の密度(例:水銀は大きい)
- ( g ) = 重力加速度
- ( H ) = 液面高さ差
■ なぜ水銀を使うのか?
- 水銀は密度が大きい(水の約13.6倍)
- 大きな圧力差でも少しの高さ差で測れる
- 蒸発しにくい、表面張力が大きい、温度変化の影響が小さい
■ この問題での役割
問題では、A点とB点の圧力差が水銀マノメータの液柱差 (H) で測られています:■まとめ
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 用途 | 圧力差測定 |
| 原理 | 液柱の高さ差 |
| 主な式 | (\Delta p = \rho g H) |
| 利点(水銀) | 高密度 → 高い精度、短い管で大きな圧力測定 |
もしよければ、次に




