「神経症傾向は幸福度を下げる!」ってデータは山ほどあるわけです。これは不安や心配を感じやすい性質を表す言葉で、神経症傾向だと自分のポテンシャルを発揮できないとか、食べ過ぎで太りやすくなっちゃうとか、いろんなデメリットが指摘されてるんですな。
神経症傾向が高い人は病気になりがちなんだけど、一部の人は神経症傾向でも体が若かったわけっすね。
では、どんなタイプの神経症がよかったのかといえば、
神経症傾向+誠実性の組み合わせだったそうな。
誠実性が組み合わさることで、神経症傾向の「用心深さ」が役に立つわけですな。
【ひろゆきによる読み聞かせ(“Voiced by coefont.cloud”)】
生まれつき不安になりがちは人は「健康的な神経症」を目指そう!みたいな話
自分の性格を変えるために行動を起こせば、15週間でもそれなりの変化は起こせるんだ、と。すばらしいですねぇ。
それぞれの特性に合った行動をこなすほど、研究期間中に彼らの性格特性がより変化した。日常的な言葉で言えば、「行動を起こせば起こすほど、人は変わる」ということだ。
神経症傾向を改善したい場合(不安や心配を感じやすい性質)
- ネガティブな感情をできるだけ観察するように心がける
- ネガティブな感情に飲まれそうになったら、立ち止まって何度も深呼吸をする
- 寝る前に今日起きたポジティブな出来事と、その時の気持ちを書き出す
- 他の人に感謝の気持ちを伝える
- 10分ぐらい瞑想をしてみる
- 一日の出来事を日記に書き、自分の感情を全て書き出す
- ストレスを感じたら、過去に自分がなしとげたことを思い起こす
- 自分に幸せを感じさせてくれるものを選び、スマホで撮影する(猫とか植物とか)
- ネガティブな考えに気づいたら、その考えにポジティブな側面はないかを考える(仕事がうまく進まなかったけど、次につながるアイデアを生む時間にはなったな……みたいな)
- 嫌いな人を許すようにしてみる
認知行動療法をざっくり言うと、自分の考え方のゆがみに気づいて、それを少しずつ正していく方法のこと。とにかく実証データが豊富なんで、現時点では「メンタルがヤバい…」ってときの最適解ではないかと思っております。
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