女優の竹内結子さんが死去したことが27日、分かった。40歳だった。

同日未明、都内の自宅でぐったりしている竹内さんを夫で俳優の中林大樹(35)が発見し、119番通報。その後、搬送先の病院で死亡が確認された。自殺の可能性もあることから、警視庁が慎重に調べている。

 

引用:竹内結子さん死去 40歳 ドラマ「ストロベリーナイト」、朝ドラ「あすか」 映画、舞台でも活躍

訃報を見て本当に本当に目を疑った……
最近有名人の自殺が多過ぎる。日本の芸能界にも何か大きな闇があるんじゃないかと疑ってしまう。
この連鎖を止めてほしい。ご冥福お祈りいたします。

 

芸能界だけでなく、日本全体で自殺者が増える可能性があります。
というのも、人には社会的証明と呼ばれる行動原理が備わっているからです。

 

ある本(影響力の武器から引用)によると、自殺記事の後は模倣自殺が増えるという。
それは社会的証明の原理とよれば、人がある状況で何を信じるべきか、どのように振舞うべきかを決めるために使う重要な手段の一つは、他の人々がそこで何を信じているか、どのように行動しているのかを見ることである。

他人を模倣することの強力な効果は、子供でも大人でも見られ、また、購買における意思決定、寄付行為、恐怖心の低減など、多様な行動領域で認められる。
社会的証明の原理を、他の多くに人々が要請に応じた、あるいは応じていると告げるという形で使うことによって、ある人がその要請に応じるように促すことができる。

社会的証明は二つの状況において最も強い影響力を持つ。一つは不確かさである。人は、自分が確信を持てないとき、あるいは状況があいまいなとき、他の人々の行動に注意を向け、それを正しいものとして受け入れようとする。たとえば、状況が明確な緊急時よりも曖昧な状況における方が、援助をするか否かについて行う傍観者の決定は他の傍観者の行動に大きく影響される。

社会的証明が強い力を発揮する第二の条件は類似性である。すなわち、人は自分と似た他者のリードに従う傾向がある。
類似した他者の行動が人々の行動に強い影響力をもつことを示す証拠は過去の統計にみることができる。
こうした統計は、広く公表された自殺記事の後で、その自殺者と類似した悩みを抱えている人が自殺することを示している。

 

誤った社会的証明に影響にされないために必要なのは、類似した他者が行っている明らかに偽りの証拠に対して敏感であること、類似した他者が行っている明らかに偽りの証拠に対して敏感であること、類似した他者の行動だけを私達の決定の基礎にしてはならないことを肝に銘じることである。