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管理人は第7まで知っている。

熱力学第0法則

外部から孤立した一つの物質の系は,十分に長い時間の後には, 系の温度や圧力がもうそれ以上変化しない状態に至る.また,一つ の系が他の系と熱エネルギー(thermal energy,heat)のやりと りができるように接しているとき,両方の系は時間の経過とともに 変化し,十分に長い時間の後には熱エネルギーのやりとりのない状 態に至る.このような熱的に釣合いのとれた状態を熱平衡(thermal equilibrium)の状態という. 物質の系はつねに熱平衡の状態に向かう.また,第 3の系と熱平 衡の状態にある二つの系は互いに熱平衡の状態にある.この経験法 則を熱力学の第 0法則(zero-th law of thermodynamics)と呼ぶ

 

熱力学第1法則

熱エネルギーと力学的なエネルギーである仕事はともにエネルギ ーであり,互いに変換可能である.この変換においてエネルギーの 総量は保存される.この保存関係を熱力学の第一法則(first law of
thermodynamics)と呼ぶ.

熱力学の第二法則

熱力学の第二法則(second law of thermodynamics)の表現に は二とおりある.一つはクラウジウスの原理(Clausius’s theorem,1850年)で,「低温の物体から取った熱をすべて高温の物体 に移し,それ以外に何の変化も残さないことは不可能である」.も う一つはトムソンの原理(Thomson’s theorem,1851年)で,「あ る物体より取った熱をすべて仕事に変えて,それ以外に何の変化も 残さないようにすることは不可能である」.これらの否定形で表現 される二つの内容は,論理的に等価であることが証明できる. 熱力学の第一法則はエネルギーの量的関係を表すが,第二法則は エネルギーの変化の向きを表す。

熱力学の第三法則

純粋物質(単一成分系)の完全結晶のエ ントロピーの値に関しては,統計力学(statistical mechanics)的 な定義では,絶対零度で零となる.これを熱力学の第三法則 (third law of thermodynamics),あるいはネルンスト・プランク の定理(Nernst-Planck theorem)と呼ぶ.多成分系やガラスの ような非晶質に対しては,熱力学の第三法則が成り立たない例が若 干あることが知られている.

 

参照:https://home.hiroshima-u.ac.jp/atoda/Thermodynamics/00SummaryJ0.pdf

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