SpaceX上場を検討|IPOの時期・規模・影響を考察

著者:副業の宮殿|製造業に携わる現役エンジニア。技術士試験対策書籍をKindleで複数出版。技術ブログ「副業の宮殿」にて製造業DX・AI活用の情報を発信中。

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1. SpaceXは将来のIPO(株式上場)を検討

  • イーロン・マスクの宇宙企業 SpaceX
    超大型IPO(株式公開) を計画する可能性がある。

  • その規模は非常に大きく、史上最大級のテックIPOになる可能性がある。

上場するメリットはなんですか?

 

企業が上場(IPO:株式公開)するメリットは大きく分けて 5つあります。
SpaceXのような企業でも基本は同じです。


1 資金調達ができる

上場の一番大きな目的です。

株式を市場で売ることで
大量の資金を一気に調達できます。

  • 工場建設
  • 研究開発
  • 企業買収

宇宙企業なら

  • ロケット開発
  • 衛星コンステレーション(Starlink)
  • 新工場

などに使えます。

  • Alibaba IPO:約2.5兆円
  • Arm IPO:約7000億円

2 創業者や投資家が現金化できる

スタートアップでは

  • 創業者
  • VC(ベンチャーキャピタル)
  • 初期社員

は株を持っています。

しかし未上場株は売りにくい

上場すると

👉 市場で自由に売れる

つまり

  • 創業者の資産確定
  • VCの回収

が可能になります。


3 知名度・信用が上がる

上場企業は

  • 決算公開
  • 監査
  • ガバナンス

が必要です。

そのため

社会的信用が大きく上がる

例えば

  • 銀行融資
  • 大企業との契約
  • 政府契約

が取りやすくなります。


4 人材採用が強くなる

上場企業は

株報酬(ストックオプション)

を出しやすいです。

つまり

  • 優秀なエンジニア
  • AI研究者

を採用しやすくなります。

シリコンバレーではこれが重要です。


5 M&Aがやりやすい

上場すると

自社株を使って企業買収できます。

  • Google
  • Microsoft
  • Meta

はほぼこれで拡大しています。


ただしデメリットもある

上場は良いことばかりではありません。

主なデメリット

  • 四半期決算のプレッシャー
  • 短期利益を求められる
  • 経営の自由度低下
  • 情報公開義務

そのため

イーロン・マスクは上場を嫌うタイプです。


SpaceXが上場する本当の理由(重要)

実はこれです。

Starlinkの設備投資が巨大

衛星インターネットは

  • 数千機の衛星
  • ロケット
  • 地上局

が必要です。

投資額
👉 数兆円レベル

そのため

IPOで資金調達する可能性

がずっと言われています。


もし興味あればですが、
実は SpaceXは普通のIPOをしない可能性が高いと言われています。

その理由は
Starlinkだけ上場する可能性

です。

これはかなり面白い話なので
希望あれば解説します。

 

創業者の株数はどうきめるのですか?

 

創業者の株数は、実は 最初に「株数を決める」というより「会社の持ち分(%)」を決めてから株数を設定するのが一般的です。
仕組みを順番に説明します。


1 最初は「発行株数」を自由に決められる

会社設立時は株数にほぼ制限がありません。

例えば

  • 発行株式数:1000株
  • 創業者:1000株

でもよいですし

  • 発行株式数:1000万株
  • 創業者:1000万株

でも構いません。

重要なのは割合です。


2 創業者の取り分(%)を決める

複数創業者の場合はまず

誰が何%持つか

を決めます。

持株
創業者A 60%
創業者B 40%

株数にすると

発行株100万株なら

  • A:60万株
  • B:40万株

になります。


3 投資を受けると株数が増える

スタートアップでは途中で

  • VC
  • エンジェル投資家

が入ります。

このとき

新株を発行して割合が変わります。

設立時

持株
創業者 100%

投資後

持株
創業者 70%
VC 30%

このように **希薄化(dilution)**します。


4 株数を多くする理由

スタートアップは最初から

1000万株など多く発行することが多い

理由

  • ストックオプションを配る
  • 投資家を入れる
  • 株の分割を避ける

ためです。

例(シリコンバレー典型)

創業者A 5,000,000株
創業者B 5,000,000株
合計      10,000,000株

5 IPOの時はさらに希薄化

上場時は

  • 公募株
  • 追加投資

で割合が変わります。

例(典型)

IPO後
創業者 15〜30%
VC 20〜40%
公募株 20〜30%

6 ただし創業者は「議決権」を維持することが多い

最近のテック企業では

議決権が強い株

を作るケースがあります。

株式 議決権
A株 1
B株 10

これを デュアルクラス株式 と言います。

  • Google
  • Meta
  • Snap

創業者が 少ない株でも会社支配できる


まとめ

創業者の株数は次の順で決まります。

① 創業者の持分割合を決める
② 発行株数を設定する
③ 投資で希薄化する
④ IPOでさらに希薄化


もし興味があればですが、
SpaceXのイーロン・マスクは現在何%持っているかを説明すると、
実は 普通の創業者よりかなり特殊な構造になっています。

ここは宇宙ビジネスを理解するうえでかなり面白い部分です 🚀

 

未上場時の株価と発行数はどう決めるのですか?

未上場企業では、株価と発行株数は市場で決まるわけではなく、会社と投資家の交渉で決まります。
基本は次の流れです。


1 まず「会社の価値(バリュエーション)」を決める

未上場株の価格は、まず 会社の価値を決めます。

これを
企業評価(Valuation) といいます。

会社価値
👉 100億円

この数字は

  • 売上
  • 技術
  • 将来性
  • 類似企業

などをもとに 投資家と交渉して決まる


2 発行株数を決める

会社は任意の株数を設定できます。

発行株数 株価
100万株 1万円
1000万株 1000円

どちらも

会社価値 = 100億円

です。

つまり

株価は株数で調整できるだけです。


3 投資額から株式割合が決まる

次に投資家がいくら投資するかで割合が決まります。

会社価値(投資前)
👉 100億円

投資
👉 20億円

すると

会社価値(投資後)

120億円

投資家持分

20 / 120 = 16.7%

4 実際の株価計算

株数が1000万株なら

投資後価値
120億円

株価

120億 ÷ 1000万株 = 1200円

つまり

株価はこの計算で決まる


5 未上場株の評価方法

評価は主に3つの方法があります。

① 類似企業比較

同じ業界の企業の

  • 売上倍率
  • 利益倍率

で評価。

AI企業
→ 売上の10倍


② 将来キャッシュフロー

将来の利益を割引計算。

(DCF法)


③ 投資家の交渉

スタートアップではこれが多い。

「このAIはすごい」
→ 100億評価


6 株価は実はあまり重要ではない

重要なのは

持分割合

です。

例えば

株価 株数
1円 1億株
1000円 10万株

どちらも同じ価値です。


7 未上場株は値段が変わりやすい

未上場株は

  • 売買市場がない
  • 情報が少ない

ので

評価が大きく変わります。

OpenAI
2021
→ 約140億ドル

2024
→ 約800億ドル


まとめ

未上場株は次の順で決まります。

① 会社価値を決める
② 発行株数を設定
③ 投資額から持分割合を計算
④ 株価を算出


もし興味があればですが、
SpaceXの未上場株の価格の決まり方はかなり特殊です。

実は
株式市場ではなく「内部市場」で値段が決まっています。

これは普通の会社とかなり違うので、
説明すると宇宙ビジネスの資金構造がよく分かります。 🚀

イーロンマスクは一時期政界で活躍していましたが、今はそのことに興味はあるのですか?

 

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結論から言うと、
Elon Musk は政治そのものにキャリアとして入る意思は今のところ示していません。
ただし 政治への関心や影響力は非常に強い状態です。

少し整理すると次の3つです。


1 マスクは「政治家になるつもりはない」と何度も発言

マスクはインタビューなどで

  • 政治家になる予定はない
  • 政府で働く気もない

と述べています。

理由は主にこれです。

  • 自分は 企業家・エンジニアでいたい
  • 政治は イノベーションを遅くすることが多い

2 しかし政治にはかなり関与している

政治家ではありませんが、
政策や選挙への影響力は非常に大きいです。

  • 移民政策への発言
  • AI規制の提案
  • EV政策へのロビー活動
  • 宇宙政策への関与

特に

  • Tesla
  • SpaceX
  • X (formerly Twitter)

は政府政策と強く関係するため
政治から完全には離れられない立場です。


3 実際は「影響力型の政治参加」

マスクの立場は

政治家ではなく
政策に影響を与えるテックリーダー

に近いです。

シリコンバレーではこのタイプが多く

  • Mark Zuckerberg
  • Peter Thiel

なども同じです。


4 マスクの本当の関心

最近の発言を見ると
関心は主にこの4つです。

  1. AI規制
  2. 宇宙開発
  3. エネルギー政策
  4. 言論の自由

つまり

政治そのものではなく
文明の方向を決めるテーマ

に興味があります。


💡 面白い点

マスクは普通の企業家と違い、
国家レベルの影響力を持つ民間人になっています。

例えば

  • SpaceX は
    NASAより多くロケットを打ち上げる年もある
  • Starlink は
    軍事通信インフラになっている

つまり

企業が国家機能の一部を担い始めている

という状況です。


もしよければですが、
実はマスクの政治活動は 2024〜2025でかなり変化しています。

  • なぜ急に政治発言が増えたのか
  • シリコンバレーが右寄りになった理由

ここは AI・宇宙ビジネスとも関係する面白い話です。

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