よく「日本はお金がないのに、なぜODAで援助するの?」と子供たちにきかれるのですが、 私の世代は敗戦後、本当に餓死者がでるという状態になったときに、ガリオア・エロア資金、あるいはユニセフ資金による学校給食で救われたのです。

鉄道車両
著者:副業の宮殿|製造業に携わる現役エンジニア。技術士試験対策書籍をKindleで複数出版。技術ブログ「副業の宮殿」にて製造業DX・AI活用の情報を発信中。

日本がODAに積極的なのはなぜか。それは援助が回り回っていずれ日本に帰ってくるからです。

例えば、戦後の日本はインドネシアやフィリピンといった東南アジアの国々に多額の損害賠償金を払っていますし、
払い終えた後はODAとして援助をずっと続けてきました。その援助でインフラが整備されたASEAN諸国は急激な成長を遂げました。

もちろん近年の経済成長は、それぞれの国の努力によるものですが、最初のタイミングで日本がちょっと背中を押して上げたことは、
非常に大きかったと思うのです。

そもそも戦後の日本も、道路も橋も港もないところから、海外の援助を受けてインフラを整備し、高度経済成長を実現しています。

よく「日本はお金がないのに、なぜODAで援助するの?」と子供たちにきかれるのですが、
私の世代は敗戦後、本当に餓死者がでるという状態になったときに、ガリオア・エロア資金、あるいはユニセフ資金による学校給食で救われたのです。

非常にまずい脱脂粉乳だったりしましたが、それによって命をつないだ時期がある。

だから、今の子供たちには「あなたたちのおじいちゃんやおばあちゃんの世代は援助で命を救われていて、
それがなければ、あなたたちはこの世に存在していないかもしれない。だから日本には困っている国を助ける責任があるよね」
と、そういう言い方をしています。

現在使われている日本のインフラ、名神高速道路や東名高速道路、あるいは東海道新幹線や黒部ダム、いずれも世界銀行の融資で作られたものですからね。

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