令和5年度技術士第一次試験問題[基礎科目] 問Ⅰ-1-4 2/3多数決冗長系の信頼度を求める

著者:副業の宮殿|製造業に携わる現役エンジニア。技術士試験対策書籍をKindleで複数出版。技術ブログ「副業の宮殿」にて製造業DX・AI活用の情報を発信中。


この問題では、3つの構成要素のうち2つ以上が正常に動作する場合に系が正常に動作する「2/3多数決冗長系」の信頼度を求める必要があります。各構成要素の信頼度は0.7であり、故障は互いに独立です。

まず、系の信頼度を求めるために、以下の状況を考えます。
1. 3つの構成要素がすべて正常に動作する場合。
2. 3つの構成要素のうち2つが正常に動作する場合。

各構成要素の信頼度が0.7であることから、故障する確率は0.3です。

1. **すべての構成要素が正常に動作する確率:**

\[ P(3) = 0.7 \times 0.7 \times 0.7 = 0.343 \]

2. **3つの構成要素のうち2つが正常に動作する確率:**

構成要素のうち2つが正常で1つが故障する確率を求めます。この場合、次の3通りの組み合わせがあります。
– 正常, 正常, 故障
– 正常, 故障, 正常
– 故障, 正常, 正常

それぞれの確率は次のように計算されます:

\[ P(2) = 3 \times (0.7 \times 0.7 \times 0.3) = 3 \times 0.147 = 0.441 \]

最後に、これらの確率を合計します。

\[ P(系の信頼度) = P(3) + P(2) = 0.343 + 0.441 = 0.784 \]

したがって、系の信頼度は0.784となり、この値が含まれる範囲は選択肢の中で **「0.75以上0.8未満」** です。

**正解は 4. 0.75以上0.8未満** です。

[解答]④

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