時間の無駄遣いの最たるものが、「行動」しないことだ。
情報収集についてはのちに詳しく書くが、僕がふだんやっていることを端的にまとめると、思考を「良質な情報」で埋め、いざ行動するときに「最適な方法」を選んでいるだけだ。
加えて、目的を達成するにあたって「余計なもの」をすべて捨て去り、目的へ向かってまっすぐに進んでいく。余計なものを捨てて身軽になると、思考もクリアになって、どんどん行動できる体質になっていけるのだ。そうして動き続けていると、やりたいことをするための時間が一気に増えていく。
大切なのは、「どのように時間を使うか」を突き詰めること。基本姿勢としては、判断に迷ったら時間がかからないほうを選ぶ。スピード重視が大前提だ。
ただし、やみくもに動き回っていては、単なる「多忙」になってしまう。これは「忙しい、忙しい」といいながらあくせくしているだけで、ただの思考停止に過ぎない。
そうではなく、つねに「考えながら同時に動く」。やっているうちによりよい
方法が見つかれば、迷わず切り替える。そうして動き出しと修正のスピードが加速してくれば、どんどん時間を生み出すことができる。場面ごとに最適な行動ができることで、自由な時間が増えていくからだ。
このような行動スタイルに慣れるまでは、少し時間がかかるかもしれない。長年の習慣を変えるのはなかなかむずかしいものだ。
でも、僕はなにも特別なことをやっているわけではないことに、ぜひ注目してもらいたい。最適な方法を選び、余計なことをせず、目的に向かって進むだけ。
これは、誰にでもできることだ。