じゃがいもって炭水化物の塊であまり、栄養面では優れてないんじゃないの。

ってお思いのあなた!!

 

その認識、間違っています。

 

じゃがいもは実は素晴らしいんじゃないの??という事が

最近分かったので積極的に摂取したい食材です。

 

じゃがいもは、カリウムや、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維などを含み、栄養満点です。
さらにじゃがいものビタミンCは、主成分であるデンプンに守られるので加熱による損失が少なく、効率よく摂取できるという利点もあります。
ダイエットにもかなり効果があるという事も報告されています。

 

しかし、注意しなければならないのは、じゃがいもの芽に含まれるソラニンという有毒物質。料理の際にはきちんと取りましょう。

 

 

 

まずはじゃがいもが如何に優秀かという話をします。

 

 

じゃがいもが如何に優秀な食材なのか

 

 

みなさんご存じのとおり、じゃがいもは優秀なんです。

 

その理由としては、

 

・意外と栄養バランスがいい:じゃがいもカリウムや、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維が豊富。しかもデンプンのおかげで加熱調理してもビタミンが壊れにくいです。

・完全タンパク質がふくまれている:じゃがいもにふくまれるタンパク質は必須アミノ酸がすべて入っております。

・茹でじゃがいもの食事満足度が高い:食品の満足度を調べた研究では茹でじゃがいもがトップになっております。実際、じゃがいもダイエットに成功した人の話によると、じゃがいもダイエット中は自然と食欲が減って無理なくカロリー制限ができたそうです。

・抗栄養素が少ない:じゃがいもにはマグネシウムや銅などの必須ミネラルも豊富にふくまれております。そのいっぽうではフィチン酸のような抗栄養素が少ないので、ミネラルの吸収率が高いのもありがたいですね。

・レジスタントスターチがふくまれている:レジスタントスターチは食物繊維の一種。腸内で細菌のエサになり、食欲を抑制する効果も高いと言われております。体内に入ったレジスタントスターチは、大腸で発酵を起こして大量の酪酸を作ってくれます。

 

酪酸が増えると、

 

大腸のダメージを治してリーキーガットをふせぐ

食後の血糖やインシュリンの上昇をおさえる

空腹時の血糖値を低くしてくれる

 

などの効果があります。

じゃがいもは意外と優秀なのが分かってもらえましたか??

 

 

 

 

次にじゃがいもの効果に関していくつか論文を紹介していきましょう。

まずはダイエットに関する実験です。

 

 

じゃがいもだけを2カ月も食べ続けて10kg痩せた男の人体実験

 

 

ワシントンじゃがいも委員会のクリス・ボイトさんによる実験。

糖質制限ダイエットブームのせいでイモ類の評判が悪くなったことにいきどおり、2カ月間じゃがいもだけを食べ続ける実験を行ったんだそうです。

 

 

その経過をつづったサイトがこれです。

http://www.20potatoesaday.com/index.html

 

 

 

 

 

 

期間中はふかしイモやマッシュポテト、フライドポテトなど、とにかくじゃがいも尽くし。
そのチャレンジぶりは、ABCニュースにも取り上げられたようです。

(https://abcnews.go.com/Health/video/man-on-60-day-potato-diet-11975990)。

 

 

そのチャレンジの結果、

 

体重は10kg減!

空腹時血糖値が10mg/dL減!(104→94mgに)

中性脂肪が50%減!

LDL(悪玉)コレステロールが41%減!(142→84mgに)

 

などなど、実験前よりかなり健康体になりました。

 

 

実験中、クリスさんは自然と食欲が減ったそうで、後で計算したところでは1日1,600Kcalしか食べなかったそうな。それでも空腹に苦しむことはなかったようです。

 

 

高炭水化物な食事でも痩せるという結果がです。

 

 

じゃがいもを食べるとよく眠れるようになる

 

じゃがいもを食べると眠りの質が上がったなんて報告を耳にしたりします。

その原因として考えらるのが、ジャガイモにふくまれるレジスタントスターチが睡眠の質を上げる可能性があるという事。

 

 

レジスタントスターチは食物繊維の一種でして、体内に入ると腸内細菌のエサになりまして、酪酸などの短鎖脂肪酸を作り出してくれます。

 

なんでも短鎖脂肪酸には免疫系を改善して炎症をおさえる効果もあるようで、

(https://www.rug.nl/research/pathology/medbiol/pdf/currentopinion_meijer2010.pdf)。

免疫系が改善され、自然と睡眠の質もアップしたようです。

 

 

 

「レジスタントスターチ」で花粉症も改善

 

 

レジスタントスターチとは

レジスタントスターチは腸内細菌の食事になります。

食事をして満足した腸内細菌は腸内でレジスタントスターチを発酵させて、

酪酸という短鎖脂肪酸を生み出すことで、さまざまなメリットをあたえてくれるんですね。

 

食後の満足感を高め、食欲を減らしてくれる

インスリン抵抗性の改善

ミネラルの吸収率アップ

ガンや慢性炎症の予防

便秘や下痢の改善

 

などなど。

 

腸内環境が改善されると、腸を保護するバリアがしっかり機能して

未消化の食物や毒素が体内に吸収されるのを防ぎます。

 

その結果、花粉症とハウスダストアレルギーが劇的に改善するというわけです。

 

 

じゃがいもおそるべし!!

 

 

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