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今回話したいのが、野菜についた農薬がサッと落ちる「すっきり洗菜ベジシャワー」です。

農薬の「展着剤」を落とすものです。 「すっきり洗菜ベジシャワー」は、99.9%純水のアルカリイオン水と、0.1%の炭酸カリウム配合で、口にしても安心なものが入っています。

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というわけでベジシャワーは

アルカリイオン水と、0.1%の炭酸カリウムが洗浄効果を持っているようです。

 

 

アルカリイオン水や炭酸カリウム水溶液は油脂や蛋白質などの有機物に対する洗浄効果が報告されており、
油脂の汚れを落とす効果が高く、食品や機器の洗浄などに利用されています。

 

 

アルカリイオン水の洗浄効果の機序としては,

負に帯電しいる汚れ粒子をアルカリイオン整水に含まれる金属イオンにより,

汚れ粒子の脱離を促進し,吸着を阻害するとされています。

 

この結果、水で野菜を洗うと野菜の色素が溶け出して色がついた水がでていたりするわけです。

ほかにも、トマトの茎やヘタから出る分泌物はアルカリと反応して黄色くなる性質があります。

 

というわけで野菜を洗うならどのように、どの程度洗うのがベストかという話しをします。

 

 

野菜とフルーツの農薬を落とすならどんな洗い方で、どの程度がベスト!?

 

最強の農薬落としテクニックはなにか?

 

とりあえず最強の農薬対策は「皮をむくこと!」

ぬるま湯で洗うのもいいよ!

 

ってあたりが暫定的な結論です。

それは、食品によって残留農薬のレベルが違うのでいちがいには言えないものの、

だいたいこの2つをやっとくのがベストだからです。

 

 

 

ただ、新しく出た論文(https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.jafc.7b03118)では

家庭でもできる農薬の落とし方を探ったものです。

 

これはアメリカ化学会の実験で、市販のリンゴを使って洗浄の効果を調べました。

 

 

漂白剤 vs. 重曹の戦い

リンゴは数あるフルーツのなかでも残留農薬の量がつねにトップクラスなので、試験として差がわかりやすいです。しかも、リンゴは浸透性の殺虫剤を使うケースが多く、時間が経つにつれて農薬が内部に染みこんでいき、水で表面を洗っただけじゃどうにもならないことが多かったりします。

 

 

ってことでこの実験では、残留農薬のレベルが同じぐらいのリンゴを使って、

以下の3パターンのテクニックを試しております。

 

 

次亜塩素酸ナトリウムによる洗浄(塩素25 mg/L 、pH 8.05)

重曹を使った洗浄(pH 9.12)

水だけで洗浄(pH 6.85)

 

 

洗浄方法は

 

次亜塩素酸ナトリウム=200mlの次亜塩素酸ナトリウム液に2分または8分ほど浸したあと、150mlの水で10秒すすぐ

重曹=1%の重曹をふくむ水で2分、8分、12分ほど洗う

水=1.8Lの水道水から流れる水で2分洗う(←家庭で行われている洗い方を想定)

 

 

次亜塩素酸ナトリウムは、業者が野菜やフルーツの微生物を取り除くのによく使っております。

重曹は掃除や脱臭に使われるほか、普通にお菓子作りにも使われるぐらい定番の成分。

 

 

試験をした結果、重曹が最も効果が高かったようです。

 

なんでも、重曹で12分ほど洗ったリンゴは、チアベンダゾール(浸透性の殺虫剤)が80%も減少し、ホスメット(内部浸透しない農薬)にいたっては95.6%の洗浄に成功していたそうな。

 

さらに2分の洗浄でもハッキリと他の方法より効果が出ていました。

 

 

また他の研究では2014年にパンジャーブ大学が行ったレビュー

(https://link.springer.com/article/10.1007/s13197-011-0499-5)です。

こちらは約150件の過去データを調べたうえで、こんな結論を出しております。

 

 

やっぱり皮をむくのが最強!

皮をむけない野菜は流水で洗うか塩水に5分ぐらい浸すのもかなり効果的!

とりあえずぬるめのお湯で洗っとけば、アメリカ環境保護庁の基準値はほぼクリアできるよ!

 

基本的には2010年の結論と似たものになってますね。

いろんなテクニックを使うほど農薬は減るんだけど、

ぬるめのお湯に浸けて手でこするぐらいでだいぶ効果があるようです。

 

 

 

 

ちなみに

 

 

 

EWGっていうNPOの調査で、定期的に農産物の重金属や農地の環境レベルを調べてくれています。

 

毎年のように「農薬が残りやすい農産物」を調べて発表してくれています。

 

結果、残留農薬が多かったのは

 

 

 

イチゴ

ほうれん草

ネクタリン

りんご

ぶどう

チェリー

トマト

セロリ

じゃがいも

ピーマン

 

 

ってことで、これらの農産物は、全サンプルの98%に少なくとも一種類の農薬が確認されたとのこと。

 

ですが、EWGの調査には「農薬リスクを過剰に見積もりすぎじゃない?」って批判も出てたりはします。

 

ちなみに、個人的には農薬についてはさほど心配していなく、

普通に「ぬるいお湯で洗えば十分だよなー」ぐらいです。

 

 

引用:https://yuchrszk.blogspot.com/

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