産業用ロボットのプログラミング|FANUCとABBの基本操作

溶接・塗装・組立・ピッキングに使われる産業用ロボットのプログラミング基礎を解説します。FANUC・ABBの2大メーカーのティーチング方式と基本コマンドを紹介します。

ロボットのティーチング方式

オンラインティーチング(ダイレクトティーチング):ティーチペンダントを操作してロボットアームを実際に動かして動作を記憶させる方式。直感的だが時間がかかる。オフラインプログラミング(OLP):PCの3Dシミュレーション環境でプログラムを作成し、実機に転送。RobotStudio(ABB)・ROBOGUIDE(FANUC)が代表的なソフトウェア。

FANUCの基本コマンド

FANUCはKARL言語ベース。代表的な命令:J P[1] 100% FINE(点P[1]まで関節補間移動)、L P[2] 500mm/sec FINE(直線補間移動)。

ABBの基本コマンド

ABBはRAPIDという言語を使用。MoveAbsJ(関節空間の絶対移動)・MoveL(直線補間)・MoveC(円弧補間)が基本命令。

産業ロボット安全規格

ISO 10218(産業用ロボットの安全要求)に基づく安全フェンス・インターロック・緊急停止回路の設計が法的要件になっています。

まとめ

産業用ロボットプログラミングは「ティーチングの精度」と「安全設計」が最重要スキルです。シミュレーターを活用してオフラインで習熟することが、現場でのタクトタイムロスを最小化します。

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