空気圧システムの基礎|コンプレッサー・シリンダー・バルブの選定
空気圧(エア)システムは製造装置・自動化設備の駆動源として広く使われています。コンプレッサー・エアシリンダー・方向制御弁の基礎と選定ポイントを解説します。
空気圧システムの構成
コンプレッサー→後処理(ドライヤー・フィルター・レギュレーター)→方向制御弁(ソレノイドバルブ)→エアシリンダー/エアモーター。
エアシリンダーの種類
複動シリンダー:前進・後退両方に圧力で動作。最も一般的。単動シリンダー:一方向はバネで復帰。簡単な把持・押さえに使用。ロータリーシリンダー:回転運動を発生。パレット回転・ターンテーブルに使用。
方向制御弁の選定
2位置弁・3位置弁、スプール弁・ポペット弁などの種類があります。電磁弁(ソレノイドバルブ)はPLCからの電気信号でエアの方向を切り替える。応答速度(ms単位)と耐久性(百万回以上)で選定します。
空気圧システムの省エネ
使用圧力の最適化(不必要な高圧設定を避ける)とエアリークの低減が最大の省エネ策。エアリーク削減で工場全体の空気圧消費量を10〜30%削減できるケースもあります。
まとめ
空気圧システムの設計では「使用条件(速度・力・行程・環境温度)の明確化」が最初のステップ。各メーカー(SMC・CKD・MISUMI等)の選定ツールを活用することで効率的に選定できます。
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