PLCプログラミング応用|ファンクションブロック・構造化テキスト

PLC(プログラマブルロジックコントローラ)のプログラミングをラダー図の次のレベルに進めるための、ファンクションブロック図(FBD)と構造化テキスト(ST)の基礎を解説します。

ラダー図の限界

入門レベルのラダー図は直感的ですが、複雑な制御ロジック・再利用可能なコンポーネント設計・数値計算には向いていません。IEC 61131-3規格が定める5つのPLCプログラミング言語(LD・FBD・SFC・ST・IL)を使い分けることで、より高度な制御が実現します。

ファンクションブロック図(FBD)

入出力を持つブロックを接続して制御ロジックを構築。再利用可能なFB(ファンクションブロック)としてカプセル化でき、プロセス制御・アナログ制御に適しています。PIDコントローラ・フィルター・カウンターをFBとして定義して使い回せます。

構造化テキスト(ST)

Pascalに近い高級言語。数値計算・アルゴリズム・データ処理が得意。ループ・条件分岐・関数呼び出しが使えてラダー図より表現力が高い。

IF Temperature > 80.0 THEN
    CoolingValve := TRUE;
ELSE
    CoolingValve := FALSE;
END_IF

まとめ

PLCプログラミングの上達は「ラダー図でシーケンス制御」→「STで数値・ループ処理」→「FBDで再利用部品化」という段階的な習得が効率的です。

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