流体力学の基礎|ベルヌーイの定理・レイノルズ数・圧力損失
流体力学は配管設計・ポンプ選定・空気力学・熱交換器設計など、広い分野で必要な基礎知識です。実務でよく使う概念をわかりやすく解説します。
ベルヌーイの定理
「静圧+動圧+位置圧=一定」
P + ½ρv² + ρgh = const
流速が速くなると圧力が下がる原理。翼の揚力・ピトー管・ベンチュリ流量計の原理がこれです。
レイノルズ数(Re)
Re = ρvD/μ(ρ:密度、v:流速、D:代表長さ、μ:粘度)
Re < 2,300:層流(整然とした流れ)。Re > 4,000:乱流(複雑な流れ)。乱流は圧力損失が大きいが、熱伝達が良い。
配管の圧力損失
ダルシー-ワイスバッハ式:ΔP = f × (L/D) × ½ρv²
配管長さ・直径・流速・摩擦係数が圧力損失を決定します。実務では直管損失に加えて、バルブ・エルボ・継手の局所損失も計算が必要です。
まとめ
流体力学の実務応用では「単純化した手計算」と「CFD(数値流体力学)シミュレーション」の使い分けが重要。まず手計算でオーダーを把握し、詳細設計でCFDを活用する流れが効率的です。
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