答え:④
各系の等価ばね定数
| 系 | 構成 | 計算 | |
|---|---|---|---|
| ① | 壁― ―質量 | そのまま | |
| ② | 壁― ― ―質量(直列) | ||
| ③ | 壁― ―質量― ―壁(左右対称) | 並列的に左・右の両ばねが同じ変位 を受ける → 力 | |
| ④ | 左側に ,右側に (両端固定で並列) | 全体で | |
| ⑤ | 左側 ,右側 と の直列 → (並列合成) |
固有振動数
よって が最大の ④( ) が最も高い固有振動数をもつ。 参考:ばね | 副業の宮殿【PR】 技術士第一次試験-令和2年度機械部門Ⅲ-17解答例 | 技術士のたまごばねは直列、並列、物体を挟んで接続したときの効果を説明してください
ばねの組合せ・配置によって系全体の「剛性(ばね定数)」と応答特性が変わります。代表的な3つのケースを挙げて説明します。1. 直列接続(Series)
構成例:壁― ― ―質量- 力の伝達:両ばねに同じ力 がかかる。
- 変位の合成:全変位 (それぞれの伸びの和)。
- 等価ばね定数
- 物理的効果:剛性が低下(コンプライアンス↑)。大きな変位を吸収したいときに用いる。
2. 並列接続(Parallel)
構成例:壁―【 ‖ 】―質量- 変位の共通性:両ばねが同じ変位 を受ける。
- 力の分担:総力 。
- 等価ばね定数
- 物理的効果:剛性が上昇(コンプライアンス↓)。短い変位でも大きな復元力が必要なときに用いる。
3. 質量を挟んだ両側ばね(Sandwich/両端固定)
構成例:壁― ―質量― ―壁- 質量が少し右へずれると、両側のばねが同じ変位量だけ伸び縮みし、両ばねの力が質量を元の位置へ引き戻す。
- 実は「並列接続」と同等:質量に対する合力は
- 等価ばね定数
- 効果:質量は1本のばねより強く固定されるので,固有振動数は高くなる。
応用と注意点
- シリーズ⇔並列の切り替え システム構成によっては「壁―ばね―質量―ばね―壁」を「質量に対して並列2本」と見なせる一方、「ばね―ばね―質量」のように質量の一側のみ接続だとシリーズモデルになります。
- 固有振動数への影響 より,並列(または両側)のばねで剛性を上げると固有振動数が上昇、シリーズで下げると固有振動数が低下します。
- 実機では「ばねの変形量」「取付け位置」「取付剛性」 なども考慮が必要です。
以上が,直列・並列・挟み込み(並列と同等)のばね接続による主な効果です。必要に応じて「多自由度系での拡張」「柔軟体モデルとの違い」などもご説明できます。続きをどうぞ。


