信託報酬とは

信託報酬は、投資信託の運用・管理に対して投資家が毎日支払う手数料です。年率で表示されており、基準価格から自動的に差し引かれるため「払っている実感」が薄いですが、長期投資では無視できない影響があります。

信託報酬の差による長期影響シミュレーション

条件:月3万円積立・年利7%(税引前)・30年間

信託報酬 30年後の評価額 差額
0.1%(低コスト) 約3,523万円
0.5%(中コスト) 約3,316万円 △207万円
1.5%(高コスト) 約2,904万円 △619万円
2.0%(最高コスト) 約2,710万円 △813万円

わずか1.9%の差が30年で800万円以上の差になります。

信託報酬以外に発生するコスト

コスト 内容 確認ポイント
購入時手数料 購入時に1〜3%かかる場合 ノーロードを選ぶ
信託財産留保額 解約時に0〜0.5% 長期保有では小さい
売買コスト ファンド内部の取引コスト 回転率が低いファンドが有利

低コストファンドを選ぶ具体的な基準

  • 国内株式型:信託報酬0.15%以下
  • 先進国株式型:信託報酬0.1%以下
  • 全世界株式型:信託報酬0.06%以下
  • バランス型:信託報酬0.2%以下

eMAXIS Slimシリーズ・SBI・iシェアーズ・ニッセイ等が低コストの代表です。

「業界最低水準の手数料を目指す」と明言しているファンドシリーズは信頼できる選択肢です。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。