中島さんは、この機能が有効化された後の体験や、これまでのハードウェアとソフトウェアのアップグレードに関する詳細を語っています。例えば、交差点での挙動やアメリカ特有の交通ルールに対応する様子を具体的に説明し、FSDの精度と技術力に感銘を受けたことを強調しています。

また、テスラが8年前のハードウェアに最新の自動運転機能を実装できることは他の会社では考えられないことだと述べ、テスラのエンジニアリングと経営陣の先見の明に対して称賛を送っています。彼はオーナーとして、エンジニアとして、そして株主として、この進展に満足していると結論づけています。

 

【全文】

今日はですねすごく嬉しいニュースがあったのでその報告です
嬉しいだけじゃなくて二重に嬉しいかな
二重に嬉しい上にすごいなという
何が起こったかというと、私のテスラモデルXにようやく自動運転FSDフルセルフドライブ機能がつきました
昨日の夜アップデートしてて、早速インストールして走ってみたけど見事に本当にハンドフリーで、うちの近所のスーパーとかレストランとかに行くのを使ってみましたけど見事に動きますね
交差点でちゃんと止まるとか当然だけど、アメリカだと4Aストップって言って信号がなくて4方向から車が来たら毎回止まって早いもの勝ちで行くっていう、割と初心者とかと運転するのは難しいような交差点なんですけど、そこも見事にこなしたし、あとワシントン州だと赤信号で一番右の車線にいるときは右折していいことになってるんだけど、でも青で来る車が来る場合には譲らなきゃいけないっていう、ちょっとまたそこも厄介な部分なんですけど、それもシチュエーションとしてちょうど私が一番右、アメリカは右側通行ですけど、一番右の車線で曲がりたいときに正面から来る左折の車が来てたのでそっちの方が優先なわけですよ、だから待たなきゃいけないのをちゃんと自動運転がそれを待った上に、結構取れたんですけど、その車が私の目の前を曲がって右に向かって曲がる途中からスルスルと動き始めて、その後ろにピタッとつくように右に曲がるという見事な、割と普通のベテランドライバーならやるようなことを自動運転がしてくれてすごいなと思いました。

なぜこれがこんなに嬉しいかというと、ほぼ8年間待たされたんですよ。私2016年にこの車買ったんですけど、その時からテスラは電気自動車で頑張っている会社で自動運転をやりますやりますと言って、オートパイロットという軽く運転手補助機能がついてたけどまだフルな自動運転はついてなくて、2016年の10月に、ついにハードウェアをアップグレードしますと、その時につけたのがNVIDIAのドライブPX2というGPUで通称ハードウェア2と言われてるんですけど、ハードウェア1というのはその前の世代なので、それは自動運転の機能はないけど、ハードウェア2からは2016年の10月から売り出したものについてはハード的には全て自動運転をする機能がついているよと、だけどまだソフトウェアが準備できていないからでも売り出しますと言ってハードウェアをアップグレードした自動車を売り始めて、その時はモデルXとしてしかなかったけど、その時に僕はモデルXを買ったんですよ、12月ぐらいだったかな、だからちょうどそのハードウェア2が出始めたばっかりだった、だから本当に初期のモデルですよね、その時に買う時にオプションとしてフルセルフドライブっていうのを買うことができたので、5000ドルぐらいだったかな、払って買いましたと。とはいえなかなかフルセルフドライブのソフトウェアが来なかったんですよね。最初はオートパイロットってのがついてきて軽く高速道路で運転をしようぐらいだけど、FSDが本格的に出始めたのが2年前ぐらいかな、なんだけどテスラは新しい自動車、ハードウェアの世代があって2,3,4,5だけど、ハードウェア4以上の車しかサポートしていない状況がしばらく続いていて、僕とかヤキモキしてたんですよ、僕なんか一番最初にこの車からはFSDをするハードの機能ついてますよっていう車を買った上にちゃんと前払いでオプション払っているにもかかわらずなかなか来ないっていう情報がすごくヤキモキさせられて、いろいろ調べるとハードウェア2だけじゃなくてもう一つエンターテイメント系の表示部を担当するMCUっていうユニットも私のやつが古くて、それをアップグレードしないとFSDは手に入らないよみたいな情報も流れていて、実際それをアップグレードしたらFSDがついたっていう報告してる人もいたんですけど、それは悔しいじゃないですか、もともと全部ハードついてるはずなのに、そのオプションも2000ドルぐらいかな、こうなったらほとんど付き合ってやろうと思ってずっと待ってました。

半年くらい前に、一回別の件でテスラに修理に出した時に結構僕、テスラの商業部で文句言って、最初に出てきた人が全然分かんないからすごく怒ってマネージャー呼べって、マネージャー呼んでもらって、僕は自動運転にハードウェア十分だって買ったのにまだアップグレードされないよって文句言ったらそのマネージャーは割と分かりがいい人で申し訳ないですと、でもサポートする予定でエンジニア頑張ってるので待ってくださいっていうことを言われて、しょうがないなと思って待ってたんですけど、今年の7月ぐらいにテスラから珍しくアナウンスがあって今年の夏にはマルチメディアに言ったらMCU1か、をサポートするソフトウェアが出ますよっていうアナウンスがあって、ハードウェア数に貸したのにも言ってないんだけど、というアナウンスがあって、僕は期待していたらついにアップデートが来てやってみたら見事に動いたってことですね。

だから僕の車って本当にハードウェア的にはまともにアップグレードしてなくて、一度だけ2年ぐらい前から、それも別件で点検みたいなことをしてた時にテスラが自動運転を動かすにはカメラの性能が悪いのでカメラだけアップグレードしますって言ってカメラを彼がついてるんですけど、それを取り替えてくれたんですけど、それも良かったですよね。それを除けばコンピューター系は全部2016年のままで、個人的には嬉しいけどでもエンジニア目線から見るとすごいですよね。6年前って言ったら例えばiPhoneの6年前って言ったらものすごく古いわけで、そこで最新の機能が動くっていうところがエンジニアもすごいと思うし、それから先見の目ですよね、その2016年の段階で今の時代になって自動運転が動くに十分なハードを乗せたっていうあたりもすごい先見の目だし、あとソフトウェアの作り方ですよね、今のハードウェア3以降はテスラの独自チップで動いてるんでNVIDIAの時はないんで全然ソフトウェア的には違うわけですよ。ただ自動運転もバージョン12から、去年に出した12からフルスタックでニューラルネットで動くようになって、それまではCで書いたプログラムが30万行くらいあったから、それを全部やめてもう本当に全部ニューラルネットで動くようにしたんで、全部ニューラルネットで動けばニューラルネットさえ自分に圧縮できれば別のハード全然違うメーカーのハンドが動くということで、それを実際にやってるだけですよね。素晴らしいと思います。

ということで嬉しく、だからオーナーとして嬉しい、エンジニアとして嬉しい、あと株主としてもそういうことしてくれるなと思いましたよね。絶対これ他の会社じゃできない話ですよね。8年の前の自動車に最新の機能を自動運転つけるなんてことは到底できないけど、他の会社はそもそも自動運転がこんなに動いてないので、本当に8年前の2016年モデルに自動運転をきっちり乗せてきたテスラのエンジニアと、その先見の明を持ってハードちゃんといいものをつけてきた経営陣に対して、感謝と敬意を表したいと思います。