【2015年_黒木陵平】機械学習による動画のリアルタイム異常検出
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Title (英語・日本語): Realtime anomaly detection using Machine Learning / 機械学習による動画のリアルタイム異常検出
Journal Name & Publication Year: 情報処理学会第77回全国大会, 2015年
First and Last Authors: Ryohei Kuroki, Tadashi Ogino
First Affiliations: Okinawa National College of Technology
Abstract:
監視カメラのリアルタイム性を活かし、監視員の負担を軽減・自動化するために、機械学習を用いて異常状態を検出するシステムを構築する。具体的にはORB特徴の追跡によるフローベクトルの抽出とラベリングを組み合わせ、JubatusのLOFを用いて学習する。
Background:
監視カメラの普及に伴い、監視員の負担増や録画主体のシステムによるリアルタイム性の欠如が問題となっている。従来の異常検出手法にはCHLAC特徴やOne-Class SVMが用いられているが、フローベクトルとLOFの組み合わせによる手法は新しい試みである。
Methods:
連続する2フレームからORB特徴を抽出し、特徴点を結びフローベクトルを得る。ラベリングにより各移動体の位置と範囲を検出し、移動ベクトルと位置ベクトルを計算する。JubatusのLOFを用いて異常検出を行う。
Results:
正常行動のみの動画と異常行動を含む動画で実験を行い、転倒が発生するフレームで大きな異常値を検出した。Addメソッドでは処理時間が約60msかかり、Calcメソッドでは10ms以内で処理が完了した。
Discussion:
正常状態の学習から異常状態の検出が可能であることが示された。処理速度の計測結果から、Calcメソッドを使用すればリアルタイムな異常検出が可能であることが確認された。
Novelty compared to previous studies:
フローベクトルとLOFの組み合わせによる異常値検出は、従来のCHLAC特徴やOne-Class SVMを用いた手法とは異なる点が新規性である。
Limitations:
30FPSの処理性能を満たすためには、Addメソッドの処理速度改善が必要。現実的にはCalcメソッドの使用を推奨。
Potential Applications:
監視カメラシステムの自動化・効率化に貢献し、監視業務の負担軽減やコスト削減が期待される。





