おカネは原則「金利」と「通貨価値」が高いところに流れる。 今日は金利をテーマにお話をしていきます。
金利が上がる時ってどういう時だと思いますか? 経済の基本、需要と供給で考えれば答えは一発で出るはずです。 モノの値段が上がる時はわかりやすいですよね? 希少性が高いもの、つまりみんなが買いたいものは傾向として 高い値段がつきますよね?高くても買うわけですから。 金利も同じで、 皆がお金を借りたい、つまり景気がいい時にあがります。 つまりこんなフローです。 景気が上向く ↓ 企業が設備投資や雇用確保に動く ↓ 資金需要が高まる(お金を借りたい人が増える) ↓ お金が供給不足に陥る ↓ 金利が上がる ちなみに、 金利と通貨以外に、 金利と株価の関係も似ています。 よく、 金利が上がると株価が下がる、 金利が下がると株価が買われるって言われるんですが、 これはなぜだかわかるでしょうか。 例えば今、銀行に預けたお金に金利が100%つくとしたら 全力で貯金しますよね。 そうなると、株価に投資していたお金が、 貯金に回るようになります。 ちょっと違う切り口から言うと、 景気がいい⇒株価が上がる⇒インフレリスクを懸念して金融を 引き締める(金利を上げる)⇒株が売られる。 まあこんな感じでしょう。 結局どちらのお話も おカネは原則「金利」と「通貨価値」が高いところに流れるってことなんですね。スポンサーリンク