回転軸が回らないよう固定すると,誘導起電力 E が零となるため,電機子電圧と電機子抵抗での電圧降下が等しくなる。
したがって,電機子に 3 V の電圧を加えたときの電機子電流が 1 A であるから,電機子抵抗 Ra の大きさは,
$ R_a = \frac{ 3 }{ 1 }=3Ω $
となる。
次に,電機子回路を開放した状態では,電機子電流 Ia が零であるから電機子抵抗での電圧降下はないので,回転子を定格回転数で駆動したときに電機子に発生する電圧はすべて誘導起電力 E の大きさとなる。したがって,定格回転数での誘導起電力は E=15 V となる。
よって、直流発電機の効率 η
$ η = \frac{ P_o }{ P_i }= \frac{ 12 }{ 15 }×100=80 $
[解答・・・③]
〇参考
《機械》〈回転機〉[R2:問2]界磁に永久磁石を用いた小形直流発電機の効率に関する計算問題
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