本書では、現在の状況から自分の想像力を使って変えていく方法を詳しく解説しています。さらに、アウトプットが人生を変えるために必要な要素や、自分を成長させるために行動を変えるためのコツなども書かれています。本書を読めば、アウトプットを通じて自分の人生を豊かにしていく方法が学べます。
今は何より「読者に発掘されやすい時代」です。
独自のパンの作り方や、たとえば、「5分でできるパン作り」について書いたツイートが拡散されて、数万リツイートされることだって十分に考えれます。
それを続けていれば「なんか、パン好きの面白い人がいるな」と読者もついてくる時代です。
そのうち、パン情報をメルマガで発信したり、リアルでパン焼き教室を開催したりすることも可能になってくるのです。
そもそも、ブログとは自分が好きなことを書くスペースであり、知見が求められる、いわゆるジャーナリズムとは目的が違います。
自分が熱くなれるもの・ことについてを思いきり、自分をさらけ出して書いてしまって問題ありません。
似たようなコンテンツの作り方として非常にうまいと感じるのが、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」です。
番組では、一般的には名の知られていない、いわゆる職人的な仕事に携わるひとがフィーチャーされます。
たとえば、チョコレート職人なら、多くの人が気にもしていないカカオの種類に対し、異常なまでの愛情を注いでいます。
そんな姿を上手に映し出し、見る者を画面に釘づけにする。
チャンネルをザッピングしていて、思わず手を止めてしまい、結局最後まで番組を観てしまったり、番組を通して、普段は興味もなかったはずの、ハチミツ作りや土壁の塗り方に興味を持ち、ネット検索から本まで買ってしまった、という経験はみなさんにもあると思います。
この番組作りはそれこそプロが行っていますが、ブログなどを書くときには意識してみるといいでしょう。
自分が「プロフェッショナル」で特集されると思って、自分の好きなことをこだわりを持ってアウトプットしていく。
すると「自分の好きなものに価値なんてあるのか」と思っていた人でも、勇気がでてくるはずです。
この「好きなことを見つける」というのは、単純なテーマ選びではなく、アウトプットする本当の意義でもあります。
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