内臓脂肪は体には悪影響で、体内に炎症を引き起こします。
内臓脂肪は文字どおり肝臓とか心臓とか骨格筋につく脂肪のことですね。

 

膵臓や筋肉に脂肪がつけば、当然ながら体内の糖代謝に影響が出て、
インスリン抵抗性が悪化するのは確実。

 

その結果、糖尿病のような状態になってしまいます。

 

脂肪とはいっても色々な種類があります。

まずは脂肪の種類とその影響からお話していきましょう。

 

脂肪の種類

 

皮下脂肪:見た目は悪いが体へのダメージは少
皮膚の下につく脂肪。ほかよりも目立ちやすいタイプの脂肪で、お腹がたるんだり、腕がぷよぷよしたり、脇腹の垂れ下がったりする原因になります。

その点で見た目にはよくないものの、よほど増えない限りはカラダにあたえるダメージは少なめ。
いっぽうではレプチンやアディポネクチンのように食欲と代謝をコントロールするホルモンを分泌する働きもあるんで、
皮下脂肪を減らしすぎてもカラダに悪影響が出てくるんでご注意ください。

皮下脂肪のベストラインは、男性が15-10%で女性22-18%ぐらい。

内臓脂肪:体へのダメージは大
内臓のまわりにつく脂肪。ビール腹や太鼓腹の原因になる脂肪で、
外から触ってカチカチだったら内臓脂肪がたまってる可能性が大であります。アラフォーを過ぎたオッサンによく見かけます。

いちおう内臓脂肪もレプチンとアディポネクチンを吐き出すんだけど、皮下脂肪にくらべるとかなり少なめ。
いっぽうで全身に炎症を起こす物質(インターロイキン6)を激しく分泌させる働きを持っております。
炎症は老化の最大原因のひとつなんで、ぜひとも内臓脂肪には対処しておきたいところです。

 

肝臓内脂肪:体へのダメージ特大
肝臓の内部にできる脂肪。要するに内臓脂肪の一種なんですが、
さらに全身に破壊的なダメージをもたらすことが知られております。

基本的には肥満になると肝臓の脂肪も増えていきますが、特に酒と果糖の摂取量が多いかたはご注意ください。

 

 

というわけで脂肪は体へはかなり悪影響を及ぼします。
加えてメンタル面にも悪影響です。

 

体内に脂肪が多いと物事に挑戦する意欲が失われたり、
行動しなくなったりするので、からだだけではなく
人生に対してもかなりの悪影響を及ぼす事が分かっています。

 

そのため運動や食事をコントロールして
理想的な体脂肪を

 

どんな種類の運動がおすすめ

さきほどの述べたように、
内臓脂肪は健康の大敵。

 

皮下脂肪よりも体内に炎症を起こす作用が強く、
見た目の老化につながるのはもちろん、心臓病・卒中・ガンの原因にもなります。

 

一般的に、内臓脂肪を減らすには有酸素運動が一番だと言われてまして、スポーツジムなどでも、そういった指導がされているようです。
が、ハーバード大から出た論文(2)によれば、筋トレのほうが内臓脂肪への効果は高いそうです。

 

研究者たちは、アメリカに住む40代の男性10,500人を対象に、彼らの毎日の活動量とウエストサイズ、
さらには1996〜2008年のHPFS(米国で行われている大規模な健康調査)のデータを調べた。

 

この調査では、ウエストサイズを減らすための最も効果的な運動を割り出すため、
12年にわたる被験者の活動量の変化も分析している。

その結果、1日に20分以上の筋トレをしていた者は、もっともウエストサイズの増加が少なかった(-0.67 cm) 。
一方で、中〜強レベルの有酸素運動を行っていた者(-0.33 cm)や、庭仕事や昇降運動などを行っていた者 (-0.16 cm)は、ウエストの増加が大きかった。

とのこと。

 

有酸素運動より筋トレのほうが内臓脂肪には効くとの結果が出ております。

 

他の研究でも同じような結果がでており、
内臓脂肪には筋トレのほうが効果が高いといって
よいでしょう。

 

有酸素運動は

1・ランニングのカロリー消費量は少ない
2・ランニングは食欲を激しくアップさせる
3・ランニングは脂肪が燃えにくい
4・ランニングはモラルハザードを引き起こす
5・ランニングは炎症のもとになる
6・ランニングはケガが多い

 

だったりと、時間がかかる割には体に炎症を起こしたりと
いいものではないので、筋トレやウォーキング、HIITなどのような運動をおすすめします。

引用:https://yuchrszk.blogspot.com/2014/01/blog-post_2630.html

 

食事に関して

 

健康的な肉体づくりや腹筋を割るためには食事はかなり重要になってきます。
「食事の質」を高めるために、以下のルールを守ってみてください。

水素付加したサラダ油は使わない(大豆油とかコーン油みたいなやつね)
砂糖、または砂糖が添加された食品は避ける
加工食品は可能な限り減らす
オメガ6が多い商品はできるだけ減らす
1日に500グラム以上の野菜、ベリー類、フルーツを摂る
フルーツよりも野菜を重視する
週に2度は魚を食べる

 

 

参考:https://yuchrszk.blogspot.com/2017/01/7.html