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問題と解答

問題5

電線に断面積 55[mm2]で,3.2[mm]の素線を7本よりあわせた硬銅より線を使用する特別高圧架空電線路があ る。以下の地方・季節における電線1条1[m]あたりの風圧荷重[N]をそれぞれ求めよ。 ①氷雪の多い地方のうち,海岸地その他の低温季に最大風圧を生ずる地方の高温季 ②氷雪の多い地方のうち,海岸地その他の低温季に最大風圧を生ずる地方の低温季 ③氷雪の多い地方のうち,海岸地その他の低温季に最大風圧を生ずる地方以外の地方の低温季 ④氷雪の多い地方以外の地方の低温季

問題6

図のように,高圧架空電線路中で水平角度が 60°の電線路となる部分の A 種鉄筋コンクリート柱に下記の条 件で電気設備技術基準の解釈に適合する支線を設けるものとする。 (ア)高圧架空電線の取り付け高さを 10[m],支線の支持物への取り付け高さを 8[m],この支持物の地表面の中 心点と支線の地表面までの距離を 6[m]とする。 (イ)高圧架空電線と支線の水平角度を 120°,高圧架空電線の想定最大水平張力を 9.8[kN]とする。 (ウ)支線には亜鉛めっき鋼より線を用いる。その素線は,直径 2.6[mm],引張強さ 1.23[kN/mm2]である。素 線のより合わせによる引張荷重の減少係数を 0.92 とし,支線の安全率を 1.5 とする。 (1)支線に生じる想定最大引張荷重[kN]の値を求めよ。 (2)支線の素線の条数を最小いくらにしなければならないか。 (3)架空電線路で,径間 200[m]のところに硬銅より線を架設しようとする。電線の引張荷重が 76[kN], 電線の重量と風圧荷重の合成荷重を 26[N/m]とするとき,この電線の弛度(たるみ)の値はいくら以上にしなければならないか   <おすすめ記事>