問題文にもある通り、情報漏洩は近年大きな問題となってきていますので、技術士試験においてもよく取り扱われる問題となっています。問題文の中で出てきた「営業秘密」に関する考え方は、経済産業省のサイト(https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/trade-secret.html)に、各種資料を用いて詳しく解説されています。
(ア)→正しいです。他に、価格情報、製造方法、設計図面、などが該当します。
(イ)→誤りです。有害物質の垂れ流し、脱税等の反社会的な活動についての情報は、法が保護すべき正当な事業活動ではないため、有用性があるとはいえず、営業秘密の3要件に該当しません。
(ウ)→正しいです。公開されているので「公然と知られていないこと」に該当しません。
(エ)→誤りです。「営業秘密」として保護されるためには、3つの要件を「全て」満たすことが必要になります。
これらの正誤を正確に並べると、2.が正解となります。
[解答:②]
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