引用:週刊 Life is Beautiful 2020年11月25日号

私が、メインのポートフォリオを GAFA + Microsoft + Tesla + Netflix で組んでいるという話はここにも何度か書いて来ましたが、それだけだとあまりにも偏ってしまうので、あえてそれらを含まないポートフォリをを組むことを半年ほど前から開始しています。

色々と悩みながら、少しづつ買い増しているので、必ずしもこれが最終形ではないと思いますが、一応トップ10を公開します。

1.Unity Software (U):3Dゲームの開発ツールを提供している会社です。私自身も彼らの提供するツールを使って開発したことがありますが、とても良くできています。ゲーム会社ではないので、爆発的な成長をする可能性はないと思いますが、「ゴールドラッシュ時にシャベルを売っているようなビジネス」なので、とても信頼できると感じています。

2.Goldman Sachs(GS):本業は投資銀行ですが、Apple Card のパートナーでもあり、フィンテックの会社をいくつか買収しているので、中長期的にはその部門の成長が期待できる(=既存の小売銀行からビジネスを奪える可能性がある)と思ったので、株を入手しました。

3.Bloom Energy Corp(BE):電源網向けの蓄電施設を提供している会社です。Tesla のパワー部門と競合関係にありますが、この市場は、再生可能エネルギーが増えれば増えるほど、成長することが目に見えているので、Tesla に対するリスクヘッジとして投資することにしました。Teslaのようにリチウムイオン電池ではなく、燃料電池だというのも、面白いと思います。

4.Slack Technologies (WORK):私が毎日のように仕事で使っている、Slack を提供している会社です。Microsoft Teams の追い上げが激しいので、厳しい戦いを強いられていますが、エンタープライズ系のビジネスが全て Microsoft に独占される世界は見たくないので、応援する意味での投資です。

5.Xpeng Motors (XPEV):中国の電気自動車ベンチャーの一つです。まだあまり注目されてはいませんが、Teslaを見習ってなかなか魅力的な自動車を作っているので、Teslaに対するリスクヘッジとして投資することにしました。Teslaから自動運転に関する知的所有権(ソースコード)を盗んだと訴えられている点がリスクです。

6.Taiwan S Manufacturing (TMS):Apple が 5nm プロセスで Intel チップよりも高性能な自社製チップを提供できているいるのは、TMS のおかげです。業種は全く違いますが、Unity と似たような立ち位置にいる会社です。

7.Qualcomm (QCOM):元々はモバイルデバイス用の通信テクノロジー・チップの会社ですが、SnapDragon というチップ(SoC)がAndroid端末のデファクト・スタンダードになっている上に、今後、Microsoft が Apple に対抗して ARM ベースのパソコンに力を入れた場合、そこで更なる成長の可能性がある会社です。5Gへの切り替えも、追い風です。。

8.Teladoc Health (TDOC):元々は Livingo というヘルス・テックの会社の株を購入したのですが、同じくヘルス・テックのTeladoc との合併の結果、Teladoc の株主になりました。私があまり得意な分野ではないし、Teladoc のことも良く知らないので売却してしまおうかとも考えたのですが、一つぐらいヘルス・テックの会社の株を持っていても良かろうと保持しています。

9.WellTower (WELL):ポートフォリオにREIT(不動産ファンド)を一つ加えたかったのですが、オフィスビルのビジネスはこれから低迷が続くことが目に見えているので、病院などの健康関連に特化したREITとしてここを選びました。

10.Tencent Holding (TCEHY):本当は、Unity のライバルであり、かつ Fortnite を提供している Epic Games の株が欲しいのですが、未上場なので、大株主である Tencent Holding の株を持つことに決めました。米中の経済戦争が激化すると上場廃止の可能性もある少しリスキーな株ですが、トランプ政権が終わったので、そのリスクは少なくなったと見ています。
それぞれ、私なりに調査して考えた上で長期投資のつもりで株を購入しています。しかし、いずれに関しても2~3年前に Tesla に感じたほどの魅力を感じているわけではないし、このうちどれかが GAFA の仲間入りをすると考えているわけでもないので、注意してください。

 

引用:週刊Life is beautiful 2024年10月15日号

現時点でのトップ10は、以下の通りです。

Tesla
Apple
Nvidia
Microsoft
Amazon
Netflix
Berkshire Hathaway
Meta
Qualcomm
TSM

 

 

週刊Life is beautiful 2024年12月24日号

【質問】
最近イーライリリーやノボルディスクやバイオエヌテック等医療関係の株価が、停滞しているように感じます。財務状態も、悪くないように思います。長期目線で考えるようにしていますが、中島さんは、どう考えでしょうか?教えてください。宜しくお願いします。
《回答》
私も両社の株を少しづつ保有していますが、所得した時期が遅かったので、株価は横ばいです
新規参入組の一社として私が注目して少し株を購入したのは、Hims & Hers Health, Inc. (HIMS)です。ソシアル・メディアを活用したサブスクリプション型の医薬品ビジネスで、ユニークな立ち位置にいると思います。

《回答》
米国に住んでいると、日本株が買いにくいこともあり、あまり多くは保有していませんが、現在保有している日本株は、伊藤忠商事と富士フィルムホールディングスの二社です。Broadcomは、一応、把握しておかなければならない会社の一つとして少し株を保有していますが、NVIDIAやTeslaと比べるとわずかです。

 

2024.10.22

私はMicrosoftとPalantirの両方の株を持っています。

2024.10.15

信越化学工業

2024.10.1

Rivian

2024.9.24

Biontech、Vovo Nordisk, Eli lilly

2024.9.3

CRISPR Theraputics

2024.8.27

ARM

2024.8.20

TempusAI

2024.4.2

Supermicro

 

 

 

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