Review: MacBook Air (M1, 2020)
Apple 製チップ M1 を搭載した Macbook Pro と MacBook Air に関してはさまざまなところでベンチマークテストや実際にアプリケーションのテスト結果が発表されています。ざっくりとまとめると、
- $999 の MacBook Air (M1) の性能が、$3,000~$5,000 の MacBook Pro (Intel チップ)と同等
- 電力の消費が極端に少ない
の二つになります。つまり、「値段あたりの能力」と「消費電力あたりの能力」が桁違いに高いのです。
これは、Windows マシンと比べても言える話で、現時点で M1 を搭載した MacBook Pro/Air/Mini に対抗できるマシンは存在しないと言って良いほど、飛び抜けた存在なのです。
Apple に対抗するには、消費電力を重視した SoC (System On Chip)に切り替える必要がありますが、ここは Intel が得意とするものでもないし、重視してきた市場でもないので、数年のギャップが生じてしまう可能性があります。
唯一の可能性は、Qualcomm や Nvidia が提供している ARM ベースの SoC を使ったパソコンですが、これまで彼らは主に $300 程度の安価な Chromebook 向けにチップを提供して来た上に、(Windows マシンが主たるターゲットとしている)エンタープライズ市場がARM ベースの Windows マシンを簡単に受け入れるとは思えないので、ここでも大きなギャップが生じる可能性があります。
私のようなモバイルアプリやウェブアプリを開発している開発者は、すぐに M1 マシンに飛びつくだろうし、PhotoShop、Illustrator、After Effect などを使いこなすクリエーターたちもかなりの勢いで M1 マシンへシフトすると、私は予想しています。
2021年には、市場にある Mac の新型 Mac への買い替えが今までとは桁違いの勢いで進むことは明らかです。通常、ノートブックの買い替えは6~7年に一度と言われているので、年率に直せば約15%の人が買い換える計算になりますが、2021年に限っていれば、それが30%程度に上がると私は見ています。つまり、「M1 により加速する買い替え需要」だけで、Mac の売り上げは倍増しても不思議はないのです。
引用 週刊 Life is Beautiful 2020年11月25日号
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