成長を続ける農産物直売所
地域の農産物生産者が持ち寄った野菜やくだものなどが販売されている「農産物直売所」。道の駅に併設されているところも多く、旅先などで利用したことのある方も多いでしょう。

農産物直売所の平成29年の市場規模は1兆790億円。全国の農業生産関連事業による年間総販売金額2兆1044億円の半分超(51.3%)を占めています。

平成21年の同調査では8767億円だった市場規模は、10年間で2000億円以上、約23%も成長したのです。直売所では売り上げの大部分を農作物などの生鮮食品が占めるため、生鮮食品の販売額は、イオンなど売上高数兆円規模の小売店に匹敵するとも言えます。
都市型マルシェのメリット・デメリット
農産物直売所の市場規模が拡大する一方、都市部では農産物生産者が少ないため、ニーズに対する直売所の数は限られています。
そこで都市部では、公園や商業施設などの一角に臨時に設けられたスペースに生産者が食材を持ち寄って販売する「マルシェ」が数多く開催されています。有名なところでは勝どきの「太陽のマルシェ」や表参道の「青山ファーマーズマーケット」などがあり、東京・神奈川だけでも20ほどのマルシェが定期的に開催されているようです。
生産者から見ると、マルシェへの出店には「こだわり食材を求める消費者と直接つながれる」という大きなメリットがあります。また、既存の流通では、生産者には価格決定権がなく、割高な手数料のために利益が低くなるという課題がありますが、マルシェへの出店によって固定ファンを獲得できれば、宅配など利益率の高い方法で販売できます。さらに、消費者からのフィードバックを受けられるため、生産者のモチベーション向上にもつながります。

野菜の生産者さんから聞いた話では、土日の2日間マルシェに参加する場合、出店費・交通費・宿泊費などで少なくとも3万円ほどかかり、一方で売り上げは5万円程度。人件費も考えるとほぼ赤字です。また雨天の場合は1日の売り上げが1万円にも満たないこともあるそうです。
実際に弊社がマルシェに出店した際には、1日の売り上げは5000〜2万5000円でした。周囲を見てみると、利益ではなく固定ファン作りを目的にマルシェに出店されている方が多い印象を受けました。
農産物生産者がきちんと利益を得られる販路チャネルはないものか。そう考えていた際に、FRIL(現ラクマ)やメルカリで農作物が販売されていることを知り、母が家庭菜園で作った農作物を販売してみたのです。この経験から、フリマアプリでは安い商品は売れますが、高付加価値の商品は売れづらいということに気付きました。
では、「青山ファーマーズマーケット」で販売されているようなプロの生産者が作る農作物を「メルカリ」のような形式で販売するには? このような着想から生まれたのが、マルシェのメリットを生かした“オンラインの農産物直売所”「食べチョク」です。

 

参照:https://newspicks.com/news/3954413/body/

食べチョク:https://www.tabechoku.com/producers

食べチョクは、
こだわりのある生産者さんであれば、
誰でも、手間をかけずに、自分のお店が出せるオンライン・マルシェ。

作り手と買い手、お互いの声が直接届くので、
「生産者のこだわり」が適正に評価される、
野菜・お米・果物・肉・魚介類の、新しい流通の仕組みです。

食べチョクは、47都道府県、全国のこだわり生産者が、
好きなときに、好きな価格で、全国の買い手に直接販売できる、
言わば「厳選生産者が集うオンライン直売所」です。

旬の季節野菜や、市場に出回らない珍しい地場野菜など、
「生産者さん直売」ならではの「限定商品」が豊富に揃います。

 

農家は地元の農協に商品を安く買いたたかれているというような記事を見たことがあって、
ECサイトとか作るサポートをして手伝いとかできないかなと思っていたら、「食べチョク」
というようなサイトが既にあり安心しました。

こんな素晴らしいサイトを紹介します。

食べチョク:https://www.tabechoku.com/producers