一般的に電気自動車の充電ステーションは電力会社からの電気で充電を行なっている。
しかし、ここにテスラが加わるとどうなるだろうか。テスラはソーラーシティー社を子会社がしている。その太陽光パネルを使えるわけだ。
つまり、テスラがつくる充電ステーション(スーパーチャージャー・ステーション)は個々に太陽光パネルを、設置しその発電で車に電気を充電する仕組みだ。
充電ステーションで余った電力は、電気事業者に、売却し収益を得ることも可能となる。そうなると、自動車に燃料を提供するガソリンスタンドのビジネスモデルは様変わりする。
今のガソリンスタンドはタンクローリーが運んできたガソリンを売る事で利益を出してきたが、テスラが作るスタンドは自家発電で収益を上げることができる。
そうなるとこの事業をやってみたいと言う人はかなり増えるだろう。テスラの太陽光の、サブスクリプションモデルしかり魅力的な仕組みが次々と生まれている。
日本をみると、改正消防法で40年以上経った燃料用地下タンクに漏れ防止の改修義務が課された結果、次々とガソリンスタンドが廃業した。
その廃業は新しい充電ステーションを生み出すために必要な破壊だったのかも知れない。