私がおすすめしているエクササイズ(運動)を実践すると、
以下の効果が得られることが研究でもわかっています。

 

  • 中性脂肪・コレステロールなどの数値を改善する(2013年,1)
  • 肥満の若者に考案したエクササイズを実践してもらったところ、砂糖と果糖を食べさせまくったにも関わらず代謝の反応は改善した(2014年,2)
  • 食後30分のエクササイスで、糖尿病患者の血糖値が改善した(2014年,3)
  • 1日30分のエクササイズで、全身の炎症レベルが下がった(2014年,4)
  • 26件のデータを統計処理したところ、慢性痛がやわらぐことがわかった(2014年,5)

 

などなど。しかもこのエクササイズは激しい運動のようなきついものでもありません。
そして得られる効果も激しい運動より高いものが多いです。

例えば、中性脂肪・コレステロールの数値を見ると
激しい運動よりも、このエクササイズは改善効果がみられております。
*詳細は論文(1)を参照してください。

 

そもそもこのエクササイズはかつての人類は獲物を追ったり野菜を集めつつ進化した歴史を背景に考案されました。
その環境にあわせて遺伝子や脳が作られてきたこともあり、ヒトの遺伝子にはエクササイズするためのプログラムが組み込まれています。

 

そんなわけで、運動の量や質に関しては
現代の環境とヒトの遺伝子には悲しいすれ違いがあるわけですが、
それを埋めるために考案されたのが、わたしがおすすめするエクササイズです。

このエクサイズをやることで得られるメリットは

 

 

  • 中性脂肪・コレステロールなどの数値を改善する(2013年,1)
  • 肥満の若者に考案したエクササイズを実践してもらったところ、砂糖と果糖を食べさせまくったにも関わらず代謝の反応は改善した(2014年,2)
  • 食後30分のエクササイズで、糖尿病患者の血糖値が改善した(2014年,3)
  • 1日30分のエクササイズで、全身の炎症レベルが下がった(2014年,4)
  • 26件のデータを統計処理したところ、エクササイズで慢性痛がやわらぐことがわかった(2014年,5)

 

 

です。

これほどの素晴らしい効果が得られるものですが、
このエクササイズは、激しい運動を必要とするものではありません。

 

ランニングやジョギングのような激しいエクササイズは逆に老化を促進する場合も多いので、
そういった点からみても、今回考案されたエクササイズは安全でお金もかからないので有用なのです。

激しいエクササイズの悪影響については
5048人を対象にした米国心臓学会の専門誌に出た論文によると

 

健康を保つために必要な運動の量には上限がある。
(中略)激しい運動を数十年にわたって続けた場合、心肺機能に悪影響が起きかねない。

もし長生きや健康の維持が目的なら、ゆるやかなペースで週に2〜3回のジョギングを行うのがオススメだ。
それ以上の運動は不要なばかりか、悪影響のほうが大きくなる。

 

という結論も出ていることもあり、長期間の激しい運動はおすすめしておりません。

 

 

健康づくりに最も適しているエクササイズ(運動)とは

ウォーキングです。

 

「本当に歩くだけで効果あるの?」なんて反応をいただいたりもするんですけど、
まったく問題ありません。

 

  • 長時間のウォーキングは、短時間の激しい運動よりも中性脂肪・コレステロールなどの数値を改善する(2013年,1)
  • 肥満の若者にウォーキングを実践してもらったところ、砂糖と果糖を食べさせまくったにも関わらず代謝の反応は改善した(2014年,2)
  • 食後30分のウォーキングで、糖尿病患者の血糖値が改善した(2014年,3)
  • 1日30分のウォーキングで、全身の炎症レベルが下がった(2014年,4)
  • 26件のデータを統計処理したところ、ウォーキングで慢性痛がやわらぐことがわかった(2014年,5)

 

などなど。歩くだけでも十分に炎症や代謝が改善することがわかっております。

そもそも過去の人類達がハードな筋トレやエクササイズをやっているわけでもなく
健康体でいられたのも、獲物を追ったり野菜を集めるといった日々の活動のなかで
歩き回っていたからなのです。

 

ウォーキングは体に負担をかけずに健康になれるし、
メリットもたくさんありいいことだらけなのです。

 

で、一日に何歩歩けばどのレベルの効果が得られるのかといいますと、
そういった研究もなされていますので紹介します。

 

5,000歩レベル「最低ライン」:5,000歩を下まわると睡眠の質が有意に低下する
7,500歩レベル「体型の維持と睡眠改善」:スリムな体型の維持、睡眠の質の改善
10,000歩レベル「メンタル改善&長生き」:不安・怒り・疲労、インスリン抵抗性の改善
12,500歩レベル「さらなるアンチエイジング効果」:心疾患リスクが下がる
15,000歩レベル「完全体」:メタボの兆候がゼロ!

詳しくは歩数と体の関係:https://yuchrszk.blogspot.com/2017/08/blog-post_80.html

 

とにかく健康に暮らしたしたいなら、歩き回れというわけです。
「足は心臓のポンプだ!」などとよく言うとおり、とにかく足を動かさないと血のめぐりが悪くなるし、
足が弱ると老化が激しくなるので、老若男女問わず歩き回ってほしいです。

 

最低10,000歩レベルは目指して欲しいです。

ちなみに私は毎日20,000歩レベル歩いています。

 

どうすればそんなに歩けるの

 

「そんなに暇なの??」という声が聞こえてきましたが、
歩く環境を作れば歩けるようになります。

 

テレビを見る時や、パソコン作業の時等座ってばかりいませんか。
テレビを見ながら歩く。パソコン作業時に歩けばいいのです。

ちなみに私のパソコン周りの作業環境は
スタンディングデスク+ステッパーです。


 

ちなみにスタンディングデスクを使って作業するほうが
座ってやるよりも作業効率が上がるという研究もたくさんでています。

 

 

 

健康、効率の両面からスタンディングデスク+ステッパーセットをおすすめします。

では、みなさん最低10,000歩レベルは目指して頑張ってください。

 

あと、両親とか周りの友人とか、
ぼけたり、健康に暮らしてほしい人には

「一日、10,000歩歩けと」

伝えてあげてほしいです。

 

みなさまがずっと健康に暮らせることを祈っております。

 

 

健康づくりや幸せに暮らしたいというあなたはこのブログを熟読したほうがいいです。

引用:https://yuchrszk.blogspot.com/