2019年4月15日、日本では平成から令和に元号が移行しようかというこの時期に、その大事件は起きました。
『ノートルダム大聖堂』が燃えてしまったのです。
ノートルダム大聖堂は、フランス・パリのゴシック建築を代表する建築物で、1991年に世界遺産登録されています。
また、ローマ・カトリック教会の大聖堂でもある為、巡礼で訪れる方も多かったそうです。

 

ステンドグラス

さて、先に話題に出したノートルダム大聖堂を代表するスポットとしてステンドグラスがあります。
これには様々な聖人が描かれており、宗教的にも歴史的にも価値のある代物で、海外の観光客にも人気のスポットでした。

ネット上などでもこのステンドグラスがどうなったのかと気にされていましたが、やはりこの大火災で破損してしまったようです。

 

しかし、破損したのは一部であり、健在の物が多いとの報道がありました。
修復作業中であった為、像や主要な設置物などは別の場所に移動されいたのも不幸中の幸いと言えるでしょう。

 

火災の原因は

この火事の発生当初、SNS上で様々な憶測が飛び交いました。その最たるものが『出火原因』でした。
発生当時、フランス国内では『黄色いベスト反対運動』という、現フランス大統領であるマクロン氏の政策の一つである増税への反対。

及び同氏の退陣を目的とした大規模なデモが行われており、度々その一部が暴徒化していた為、その暴徒化した一部が放火したのでは?という憶測。
また、3月にニュージーランドで起きたイスラム教礼拝所の『モスク』銃撃事件に、イスラム系移民やイスラム系テロ組織が過剰に反応し暴徒化。

それに対する報復としてノートルダム大聖堂に火を放ったのではないかという憶測を始めとして、様々な未確認情報やデマが飛び交いました。
現在も、詳細な出火原因は報道されていませんが、大まかな出火原因は『大聖堂修復作業が原因ではないか』と結論付けられています。
これにより、凄まじい勢いでSNSを駆け巡った憶測やデマは、収束しつつあります。

予言者はだれ!?新表性は

ノートルダム大聖堂は予言されていた、と言う人々も居ます。
例えば『短編映画で燃えるシーンがあった』や『タロットカードが関係している』等、此方は現在でも色々な人が予言があったとSNSで発信しています。

中でも有名なものは、アメリカで1995年に作られた『イルミナリティ・ニューワールドオーダー』というカードゲームの図柄です。
これは9.11アメリカ同時多発テロや、東日本大震災などの時にも話題になり、これらの世界的大事件や大災害をカードの図柄で予言しているというものです。
今回の大聖堂火災に似たカードがあった、と例に漏れず話題になっています。

ノストラダムスの大予言と絡める人も居るなど、千差万別です。
しかしこれらはあくまで予言であり、こじつけやたまたまといった部分も多いですし、その手の批判も数多くあります。
話題に出すときは注意することをお勧めします。

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寄付の仕方と注意点

現在、この修復に対して様々な国や団体ががメッセージと共に、寄付や支援を表明しています。
フランス国内でも、政府主導を始めとした様々な団体の募金運動が活発化しています。
アメリカでは既に寄付活動が始まっており、IT企業始めとして様々な企業が寄付を表明してます。

その中には、日本でも馴染み深い『米アップル社』の名前も。
ドイツやイタリアも人材派遣の支援を表明、我らが日本も既に寄付や支援を表明しており、
この歴史的建造物の修復に世界各国が協力する運びとなりそうです。

今後もノートルダム大聖堂火災に対する寄付・支援表明は増え続けるものと予想されます。

 

まとめ

これらを受け、現フランス大統領であるマクロン氏が『5年以内に修復を完了する』と宣言しており、

ノートルダム大聖堂が復活し、我々にまたその荘厳な姿を見せる日も、そう遠い事では無いのかもしれません。