決算書・四半期決算の読み方|投資判断に役立てる分析ポイント

企業の決算書を読むことは、投資判断の精度を上げる最も基本的なスキルです。損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書の読み方を解説します。

損益計算書(P/L)の主要項目

売上高:事業から得た総収入。営業利益:売上高から売上原価・販管費を引いた利益。本業の稼ぐ力を示す最重要指標。経常利益:営業利益に営業外損益(受取利息等)を加減した利益。純利益:最終的な利益。EPS(1株あたり利益)の計算に使用。

貸借対照表(B/S)の読み方

自己資本比率=純資産÷総資産×100。50%以上で財務健全の目安。流動比率=流動資産÷流動負債×100。100%以上で短期の資金繰りOK。有利子負債:銀行借入等の利息が必要な負債。少ないほど財務リスクが低い。

キャッシュフロー計算書(C/F)

営業CF:本業で実際に生み出したお金。プラスであることが健全経営の基本。投資CF:設備投資・M&A等の支出。成長投資はマイナスが正常。フリーCF=営業CF+投資CF。配当・自社株買い・借金返済の原資。プラスが継続できる企業は優良企業の証。

四半期決算で確認すべきこと

会社予想に対する進捗率(Q2時点で年間50%以上かどうか)、前年同期比での売上・利益成長率、通期予想の上方・下方修正の有無。

まとめ

決算書の読み方は「売上高成長率→営業利益率→フリーCF」の順に確認することが基本です。まず保有している銘柄の決算短信を1枚読んでみることから始めましょう。