AWSは個人開発でも使えます——しかも無料枠が充実

Amazon Web Services(AWS)は世界最大のクラウドサービスです。「大企業向け」というイメージがありますが、無料枠(AWS Free Tier)を活用すれば個人開発者でも低コストでインフラを構築できます。


AWS無料枠の主要サービス

サービス 無料枠の内容
EC2(仮想サーバー) t2.micro 月750時間(12ヶ月間)
S3(ストレージ) 5GB・リクエスト2万回(12ヶ月間)
RDS(データベース) db.t3.micro 月750時間(12ヶ月間)
Lambda(サーバーレス) 月100万リクエスト(無期限)
CloudFront(CDN) 月1TB転送・1000万リクエスト(12ヶ月間)

個人開発でよく使うAWSの構成例

シンプルなWebアプリ

ユーザー → CloudFront → EC2(Webサーバー) → RDS(DB)
                      ↓
                    S3(静的ファイル)

サーバーレスAPI

ユーザー → API Gateway → Lambda → DynamoDB

Lambdaを使ったサーバーレス構成は、アクセスが少ない個人開発に最も向いています。コストが実行回数に比例するため、アクセスがないときはほぼ無料です。


AWSを始める手順

  1. AWSアカウントを作成:クレジットカード登録が必要(無料枠範囲内なら課金なし)
  2. IAMユーザーを作成:rootアカウントの直接使用はセキュリティ上避ける
  3. AWS CLIをインストール:コマンドラインからAWSを操作できるようになる
  4. 最初はEC2かLambdaを試す

料金超過を防ぐための設定

  • Billing Alertの設定:請求が一定額を超えたらメール通知を受け取る設定は必須
  • Cost Explorerで使用状況を確認:定期的にチェックする習慣をつける
  • 使い終わったリソースはすぐ削除する:EC2・RDSは停止しているだけでも課金される

学習リソース

  • AWS公式ドキュメント:日本語対応で詳しい
  • AWS Skill Builder:公式の無料学習プラットフォーム
  • Udemy:「AWS 入門」で検索するとセール時1,200円程度のコースが多数

まとめ

AWSの無料枠は個人開発のスタートに十分な性能を提供しています。まずBilling Alertを設定して料金超過リスクを防ぎ、EC2かLambdaで最初のアプリをデプロイすることから始めましょう。