①:米イーベイで日本から出品急増-円安やアニメ人気追い風、脱サラ組も

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-09/SILNUMT0G1KW00

米国の電子商取引大手イーベイを通じて、日本から海外に商品を販売する日本の出品者が増加し、円安と日本製品の人気により販売額も大幅に伸びている。特に、ゲーム機やアニメグッズなどが人気であり、副業としても注目を集めている。

例えば、元商社勤務の張成柱さんは、イーベイで日本のレコードプレーヤーやゲーム機を販売し、月40万から60万円を稼いでいる。彼は円安による収益増加を背景に会社を辞め、専業出品者として活動している。円安が続くことで競争が激化し、利益が減少するリスクもあると述べている。

イーベイ・ジャパンの広報担当者によると、2023年には日本からの販売額が2桁の成長を見せた。これは、日本製のアニメグッズや高額ブランド商品への需要が高まっているためである。また、コロナ後の働き方の変化やインフレ圧力による実質賃金の停滞が、副業への関心を高めていると指摘されている。

ただし、今後の円高やインフレの改善によって、副業への従事は落ち着く可能性もある。また、イーベイの利用にあたっては、商品販売に関する規制やリスクもあり、出品者はそれらに注意する必要がある。

 

コメント:日本のお菓子は海外と比べるとレベルが高いものが多い。お菓子のバラエティーパックのとかを売るのもいいかと思うがどうだろうか

 

②:The LLM OS: A Glimpse Into the Future of Tech with Andrej Karpathy

https://medium.com/@marcelheinz/the-llm-os-a-glimpse-into-the-future-of-tech-with-andrej-karpathy-3bcbc0baf339

この記事では、Andrej Karpathy(元Tesla AIディレクターでOpenAIの共同創設者)が提案する「LLM-OS」という新しいコンセプトについて紹介しています。彼は、LLM(大規模言語モデル)を中心に据えた未来のオペレーティングシステムのアイデアを提示しています。以下は主要なポイントの要約です。

LLM-OSのビジョン: Karpathyの「LLM-OS」は、従来のOSとは異なり、ユーザーインターフェース、アプリケーション、さらにはシステムの低レベルのインタラクションをも言語モデルによって支配されるシステムを想定しています。このOSは、自然言語での指示を理解し実行するAIが中心的な役割を果たします。

技術的な変化: LLM-OSは、アプリケーションをインストールしたり特定のツールを使用する従来の方法から脱却し、すべての機能をAIが直接提供する形になります。ユーザーは、単に指示を与えるだけで、その指示をAIが理解し、実行するという形です。

潜在的な利点と応用: この新しいアプローチにより、LLM-OSはインターフェースを簡略化し、ユーザー体験を一貫したものにする可能性があります。アプリの互換性やインストール不要、ユーザーのニーズに合わせた柔軟な対応など、エンドユーザーに多くの利便性をもたらすと考えられます。

実現への課題: LLM-OSの実現にはいくつかの課題もあります。例えば、LLMの性能と信頼性の向上が必要です。また、ユーザーデータのプライバシーやセキュリティも大きな課題です。

未来の可能性: LLM-OSは、今後の技術進化の一端を担い、AIがどのようにして人々の日常生活にさらに統合されるかを示唆しています。これは、OSやソフトウェアの未来を根本的に変える可能性があるとKarpathyは考えています。

この記事は、AIとオペレーティングシステムの将来を考えるうえでの興味深い視点を提供しており、AI技術の進化がもたらす可能性に焦点を当てています。

LLM-OSはOSがLLMになり、普通のパソコンのような役割を担うのですか

はい、LLM-OSのコンセプトは、従来のオペレーティングシステム(OS)に代わり、大規模言語モデル(LLM)が中心的な役割を果たすシステムです。通常のパソコンのような役割を担いながら、ユーザーインターフェースやアプリケーション管理、タスク実行などをLLMを通じて行う未来のOSのアイデアです。

具体的には、LLM-OSでは従来のOSのように個々のアプリケーションをインストールして使用するのではなく、ユーザーが自然言語でLLMに指示を与えることで、OSがその指示を理解し、直接実行する形になります。このようなシステムは、ユーザーのニーズに合わせて柔軟に応答し、操作を簡略化する可能性があります。

LLM-OSの機能と役割:
自然言語でのインタラクション: ユーザーはキーボードやマウスの代わりに、自然言語で操作を行います。たとえば、「メールを送って」「今週のスケジュールを表示して」といった指示をAIが直接理解し、実行します。

アプリケーションの抽象化: LLM-OSでは、従来のようにアプリケーションを個別に管理する必要がなく、LLMが必要な機能をその場で提供します。たとえば、文章作成やデータ分析、情報検索などを、ユーザーの指示に基づいて即座に実行します。

動的な対応と学習: LLMがバックエンドで動作しているため、OSはユーザーの習慣や好みに基づいて学習し、よりパーソナライズされたサービスを提供できます。

セキュリティとプライバシー: すべてのデータ処理がLLMを介して行われるため、プライバシー保護やデータセキュリティについても新たなアプローチが必要となります。

つまり、LLM-OSは普通のパソコンのような役割を担いながらも、すべての操作と機能を自然言語とAIを介して提供するという未来的なアプローチを示しています。このコンセプトは、従来のコンピュータ操作やインターフェースのあり方を根本的に変える可能性があります。