耐タンパ性

機器やシステムにおいて、その内部の機密情報データや動作などを、外部から解析や改変されることを防ぐ能力のこと。ソフトウェアのリバースエンジニアリングや、ハードウェアの分解、解析などといった、構成部品や技術要素などを分析する手法からの防御能力。耐タンパー性が高い、低いといった使い方をする。

プロトコル

プロトコルとは、コンピュータでデータをやりとりするために定められた手順や規約、信号の電気的規則、通信における送受信の手順などを定めた規格を意味します。
異なるメーカーのソフトウエアやハードウエア同士でも、共通のプロトコルに従うことによって、正しい通信が可能になります。
目的別にさまざまなプロトコルがあり、身近なものとして、インターネット接続に用いるTCP/IPや、Web閲覧などに用いるHTTP、メール送受信に用いるPOPやSMTPなどが挙げられます。いずれも末尾の「P」はProtocol(プロトコル)の略です。

分散型台帳技術(DLT)

分散型台帳技術とは、各参加者がネットワーク上で同じ台帳を管理、共有することができる技術です。
分散型台帳技術はDLTとも呼ばれ、DLTは「Distributed Ledger Technology」の略称です。

分散型台帳技術の特徴として、取引の透明性があげられます。
各参加者によって誰が、いつ、どんな情報を台帳に書き込んだか確認することができるため、偽装や改ざんを行うことが非常に困難となります。
また、分散型台帳は、ネットワークの各参加者によって更新などの管理が行われます。

例えばビットコイン(BTC)などで採用されているプルーフ・オブ・ワーク(PoW)の場合、台帳の更新権利を持つ参加者のことを「マイナー(採掘者)」と呼びます。

トランザクション 【transaction】

トランザクションとは、商取引、売買、執行、取扱、議事録などの意味を持つ英単語。ITの分野では、取引記録などの意味の他に、ソフトウェアの処理方式の一つで、互いに関連・依存する複数の処理をまとめ、一体不可分の処理単位として扱うことを指す場合が多い。

 

ブロックチェーンとは何か

ブロックチェーンと呼ばれる技術は、大きく見るとパブリックブロックチェーンと「分散型台帳技術(DLT)」に分類されます。その分散型台帳技術(DLT)は、パブリックブロックチェーンの性質の一部を利用した別の種類の技術です。この分散型台帳技術は従来型の情報システムの一部として使われることを想定しており、”統治する組織が存在すること”を前提としています。情報システムの一部として、特定の参加者だけが参加できる閉じたP2Pネットワークで機能します。

 

CLI 【Command Line Interface】 コマンドラインインターフェース

CLIとは、コンピュータやソフトウェアが利用者に情報を提示したり操作を受け付けたりする方法(UI:ユーザーインターフェース)の類型の一つで、すべてのやり取りを文字によって行う方式。

 

 

おすすめ動画

 

JOI ITO 変革への道

<参考記事>

【英語学習】ラインアップが増える – NFTの問題点