深川の江戸情緒溢れる町で仏閣散歩と食べ歩き
ペンネーム:ほとけ
門前仲町とえいば、深川不動尊や富岡八幡宮です。
駅から出てすぐ目の前にお土産屋さんやスイーツショップが立ち並んでいます。
手始めに、まずは富岡八幡宮でお参りをすることをおすすめします。
富岡八幡宮には、横綱力士碑があり、これも見どころの一つです。
明治33年、第12代横綱陣幕久五郎が発起人となり、歴代横綱を顕彰する碑が建立されました。
この碑及び副碑には、初代明石志賀之助から稀勢の里関までの四股名が刻まれていて、その大きさは高さ3.5メートル、幅3メートル、重量は20トンに及びます。
横綱を顕彰するにふさわしい堂々たる白御影石の石碑です。
その先を行くと、大関力士碑があります。
大関力士碑の副碑には強豪関脇歴々の名が刻まれていて、手形の碑も添えられています。
両わきの円柱は慮人力士の身長が刻まれています。
周辺には数矢小という古い小学校があり、その脇に八幡堀遊歩道という歩道があります。
この歩道には八幡橋(旧弾正橋)という橋があり、昔は川が流れていた名残だといわれています。
そして歩道の真ん中ほどに、地域の住民たちによって保護・飼育されている野良猫が暮らしています。
とてもおとなしい猫で、人懐こいのでみんなから愛されています。
参拝と散歩が終わりましたら、次に向かうのは深川不動尊です。
正式名称は成田山深川不動堂といいます。
地域住民には「深川のお不動さま」として親しまれています。
山号「成田山」が示す通り「成田山不動堂新勝寺」(千葉の成田山新勝寺)の出張所として遷座されました。
遷座されたのが明治11(1878)年で、堂宇建立が明治14(1881)年ですから、意外と新しいです。
よく時代劇で深川の不動尊が話に出ますが、それは、この不動堂のご本尊である不動明王さまが、元禄16(1703)年に、お隣の富岡八幡神社の境内で、初めて出開帳されたからなのでしょう。
現在の不動堂境内は、梵字の飾り付けが施され、「密教テーマパーク」の様になっていますが、堂宇内では、不動明王さまが鋭い眼光で鎮座されています。
線香の香りが漂う、心静まるパワースポットとして愛されています。
その目の前にある商店街では、美味しいスイーツがいただけます。
おすすめは甘味処「いり江」。
おみやげにするには「あんみつ 520円」「杏あんみつ 620円」が良いでしょう。
北海道十勝産の小豆を使っており、自家製の餡は超絶品のなめらかさです。
みつは黒みつと白みつから選べるのでお好きなものを選ぶと良いでしょう。
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