令和2年度技術士第一次試験問題[基礎科目:情報・論理]1-2-5

アルゴリズムに関する問題です。

設問の流れ図に沿って解きます。
sは始め、anすなわち1になります。

n=7になりますので
iは始め、n-1すなわち7-1=6になります。
6を1ずつマイナスし、iが0未満になるまで
s←s×2+aiによりsを更新していきます。

1回目:s=1 i=6
2回目:s=1×2+a6=1×2+1=3 i=5
3回目:s=3×2+a5=3×2+0=6 i=4
4回目:s=6×2+a4=6×2+1=13 i=3
5回目:s=13×2+a3=13×2+0=26 i=2
6回目:s=26×2+a2=26×2+1=53 i=1
7回目:s=53×2+a1=53×2+0=106 i=0
8回目:s=106×2+a0=106×2+1=213 i=-1
iが0未満になったので終了

したがってsは
1 → 3 → 6 → 13 →26→53→106→213の通り更新されるので5が正解です。

[解答:⑤]

もっと知るには・・・

∈はなにを意味する記号ですか?

記号「∈」(エレメント)は、集合論で使われる記号で、「ある要素が集合に属している」ことを表します。この記号は「属する」「含まれる」といった意味を持ち、一般的に次のように使われます。

### 例
1. **\( x ∈ A \)**
「\( x \) は集合 \( A \) の要素である」という意味です。つまり、\( x \) が集合 \( A \) に含まれていることを示します。

2. **使い方の例**
例えば、集合 \( A = \{1, 2, 3\} \) の場合、「2 ∈ A」と書くと、「2 は集合 \( A \) に含まれる」という意味になります。

3. **対義語:∉**
対義語として、「∉」(エレメントでない)も使われます。例えば、「4 ∉ A」と書けば、「4 は集合 \( A \) に含まれない」という意味になります。

### その他の例
– 自然数の集合 \( \mathbb{N} \) において、「3 ∈ \mathbb{N}」は「3 は自然数の集合に含まれる」という意味です。
– リストや配列などでも、要素が含まれているかどうかを表す際に同様の概念で使われることがあります。

### まとめ
「∈」は、ある要素が特定の集合に属していることを表すために使用される記号です。数学や集合論、論理学の分野で頻繁に使用されます。

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