【電検3種(R2年度)】理論科目:問15

抵抗を Δ−Y 変換すると,
RY=9/3=3 [Ω]となるので、インピーダンスの大きさ Z は,

$ Z= \sqrt{3^2+4^2}=5$
となるので、線電流の大きさIaは

$ I_a= \frac{ \frac{ 200 }{\sqrt{3}} }{Z}=\frac{ 40 }{\sqrt{3}}$

相電流は線電流の $\sqrt{1/3}$倍であるので,

$\frac{ 40 }{\sqrt{3}}×\sqrt{1/3}≒13.3[A]$

(a):②

E˙a を基準とすると, I˙a は

$ I_a= \frac{ \frac{ 200 }{\sqrt{3}}}{3+j4}$

$ I_a= \frac{ \frac{ 200 }{\sqrt{3}}×(3-j4 )}{25}≒13.86-j18.48$[A]となり、

V˙bc=−j200 [V] であるから,単相電力計で測定する電力 P [kW] は,複素電力の実数部であるから,

P=Re[−j200×(13.86+j18.48)]=Re[3696+j2772]=3696 [W] → 3.7 [kW]

(b):③

[解答・・・(a):②、(b):③]

<参考>

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