YouTube動画「Scout Tutorial full」をご視聴いただきありがとうございます。 この動画は、Moorebot(ムーアボット)社の自律型モバイルロボット**「Scout(スカウト)」**の機能、セットアップ方法、および主な使用方法を詳細に解説するチュートリアルです。 以下に動画の要点をまとめます。

1. Scoutの概要と主な機能

Scoutは、監視(Monitor)、探索(Explore)、発見(Discover)を目的としたロボットです [ 00:05]。
  • カメラ・移動能力:
    • 1080p HDフロントカメラと内蔵ナイトビジョンを搭載 [ 00:11]。
    • 全方位移動が可能なオムニホイールによる4輪駆動 [ 00:19]。
  • 自律機能:
    • モーションセンシング、クラウドストレージ機能 [ 00:24]。
    • 音センサーやホームセキュリティシステムからのイベントに基づいて24時間365日自律的にパトロール [ 00:28]。
    • 人やペットの認識、スマートセンシングによる障害物検知と回避 [ 00:42]。
    • 必要な時には自動的に充電ステーションに戻る機能 [ 00:50]。
  • カスタマイズ:
    • 初心者でも利用できるグラフィカルプログラミングインターフェース(GUI)を搭載し、カスタムプログラムを作成可能 [ 00:55]。

2. 開封と初期設定

  • 同梱物: クイックスタートガイド、充電ステーション(粘着パッド付き)、USBケーブル、Scout本体 [ 02:06]。
  • アプリのインストールとアカウント登録:
    • Android OS 6.0以上またはiOS 11.0以上のスマートフォン/タブレットが必要(2.4GHz/5.0GHzのデュアルバンドWi-Fiをサポートしている必要あり) [ 03:35]。
    • アプリストアで「Moorebot Scout」を検索し、ダウンロードしてアカウントを登録します [ 03:57]。
  • Wi-Fi接続:
    • Wi-Fiダイレクトモード: スマートフォンとScoutを直接接続し、低遅延で制御できます。初期パスワードはr0123456です [ 05:35]。
    • Wi-Fiルーターモード: Scoutを自宅のWi-Fiに接続することで、外出先からリモートで操作できます。5.0GHzが優先されます(WPA2プロトコルのみサポート) [ 07:07]。ルーターモードに切り替えるには、本体側面のWi-Fiボタンを押します [ 08:11]。

3. 主な操作モード

A. モニターモード [ 08:20]

  • 操作: アプリの「Exit」ボタンを押して充電ステーションから離脱させ、RCカーのように自由に前後左右に操作 [ 08:30]。
  • メディア: 静止画・動画の撮影(ローカル保存またはクラウドライブラリ) [ 08:53]。
  • 音声: スピーカー機能(ロボットが聞いている音を聞く)とマイク機能(電話を通して話す)で双方向通信が可能 [ 10:52]。
  • モーション検知: 人、ペット、特定のエリア(ゾーン)を設定し、検知するとプッシュ通知とメールでアラートを受け取れます [ 09:57]。
  • 自動帰宅: 「Return to Home」ボタンで、自律的に充電ステーションに戻ります [ 11:45]。

B. パトロールモード [ 12:12]

  • 経路作成: ロボットを手動で操作して移動経路を記録し、カスタムパスとして保存 [ 12:19]。
  • スケジュール: 作成したパスをスケジュールに割り当て、指定した時間に自律的にパトロールを実行 [ 13:23]。

C. プログラムモード [ 16:33]

  • カスタムプログラム: ドラッグ&ドロップ式のビジュアルディスプレイを使用して、独自の動作(if-then、動作、スマートAIなど)をプログラムできます [ 16:45]。

4. スマートホーム連携 [ 14:01]

Wi-Fiルーターモードに設定後、Amazon AlexaまたはGoogle Homeと連携させることができます。
  • Alexa連携: 「robot scout」スキルを設定し、「Alexa, ask robot scout to move forward(前に進んで)」や「Alexa, show my scout's camera(Scoutのカメラを見せて)」などの音声コマンドで制御やライブ映像の確認が可能 [ 14:30]。
  • Google Home連携: Google Assistantを通じて「Ask robot scout to move forward(前に進んで)」などの音声コマンドで操作が可能 [ 15:30]。

5. トラブルシューティング [ 17:36]

  • ファームウェアデバッグ: 設定の「System」内にある「Firmware Debug」から、充電ステーション上でBIST(Built-in Self Test/自己診断システム)を実行できます。テスト結果(Pass/Fail)がレポートされます [ 17:55]。
動画のURL: http://www.youtube.com/watch?v=i3hECyx29zw

scoutはwifi環境化でないと動きませんか?外部でスマートフォンではだめですか

Scoutは、Wi-Fi環境下でなくても動作します。外部でスマートフォンを使用して操作することが可能です。 Scoutには、主に以下の2種類の接続モードがあります。

1. Wi-Fiダイレクトモード (Wi-Fi Direct Mode)

自宅のWi-Fiルーターを使用せず、スマートフォンとScoutを直接接続するモードです。 このモードを使用すれば、ロボットを自宅のネットワーク外(例えば、別の場所やインターネット接続がない環境)に持ち出した際でも、スマートフォンからScoutに直接接続して操作できます。

2. Wi-Fiルーターモード (Wi-Fi Router Mode)

Scoutを自宅のWi-Fiルーターに接続し、インターネット経由で操作できるようにするモードです。 このモードを設定することで、外出先などから自宅にあるScoutを遠隔で制御することが可能になります。ただし、最初にこのモードを設定する際は、自宅のWi-Fiに接続する必要があります。
YouTube動画「Moorebot Scout E: The Tiny AI Robot」をご視聴いただきありがとうございます。 この動画は、AI搭載の小型四輪駆動ロボット**「Moorebot Scout E」**の開封、機能、および実地テストを紹介するレビューです。 以下に動画の要点をまとめます。

1. Scout Eの概要と特長

  • 製品概要: 屋内および屋外での使用を想定した小型の4輪駆動AIロボットです [ 00:06]。
  • 主な機能:
    • 1080pフルHDでの撮影 [ 00:16]。
    • 双方向音声(Two-way audio)機能 [ 00:20]。
    • スマートフォンからのホームモニタリングとライブ操作 [ 00:24]。
    • 自動充電: 自身で充電ステーションを見つけて戻り、充電します [ 01:14]。

2. 開封とデザイン

  • 同梱物: ロボット本体、マニュアル、電源アダプター、USB Type-Cケーブル、充電ステーション [ 01:05]。
  • デザイン: しっかりとした作りで、前面にはバンパーがあり、衝突時の保護に役立ちます [ 02:07]。カメラ、センサー、マイク/スピーカー、リセットボタンなどを搭載しています [ 01:45]。
  • 拡張性: 上部のカバーは取り外し可能で、ヒートシンクが見え、他のアドオンを取り付けることができます [ 16:34]。

3. アプリと操作性

  • レスポンス: 非常に応答性が高く、操作時の遅延(レイテンシー)はほとんどないことが強調されています [ 02:59]、[ 09:06]。ライブ映像が約2秒で立ち上がります [ 09:35]。
  • 設定: アプリで動作感度、回転感度、ビデオ解像度、ナイトビジョンなどを調整可能 [ 02:38]。
  • 障害物回避: 障害物回避機能はありますが、テーブルの端など、落下する可能性のある場所での前方移動には注意が必要と述べられています [ 03:39]。
  • カメラ機能: 8GBのメモリを内蔵し、写真撮影と動画録画が可能 [ 11:21]。

4. 主要な動作モード

機能 内容 補足
パトロール/経路設定 手動で走行させた経路を記録し、その経路を自律的に再現してパトロールできます [04:11]。障害物を避けて別室へ移動する経路も問題なく機能します [06:58]。 課題: パトロール終了後に自動で充電ステーションに戻る機能が時々動作しないことがある [07:11]。
追跡(Follow Me) ユーザー(人)を認識し、その動きを追尾します [07:53]。
AIプログラミング ロジック、モーション、メディアなどを含む要素をドラッグ&ドロップで組み合わせ、カスタムの動作プログラムを作成できます [14:58]。例えば「人物を識別したら特定の動作をする」といったAIロジックも設定可能 [15:35]。
監視 モーション検知やゾーン検知機能があり、充電モード時のみ機能します [10:47]。

5. 総評と改善点

  • 長所: カメラ性能とナイトビジョンが優れており、場所を選ばず遠隔操作できる点が評価されています [ 14:42]。
  • 短所:
    • ロボットが走行中に床のゴミや髪の毛などを拾いやすく、定期的な清掃が必要 [ 13:29]。
    • カメラが上下に傾かないため、撮影角度が限定される [ 13:58]。
    • 充電端子が後部にあるため、自動充電が失敗した場合に手動で正確に位置合わせするのが難しい [ 10:05]。
動画のURL: http://www.youtube.com/watch?v=91_RUXAmEqQ