問題が解けずに行き止まったら、考えを止めるのが一番よい。といっても、意識的に中断して休むという意味だ。休憩や、短時間の、昼寝をすると、脳が活性法を編み出す助けになる場合があることが過去の研究で示されている。いわゆるインキュベーション効果だ。

最新の研究では、睡眠中に音の合図を使って問題に意識を向けることによって効果を拡張した。

睡眠中に脳の一部はいくつかの記憶を再生し、それを強化し、変換している。特定の記憶をさらに強化することを狙って、標的記憶再活性化という技法が10年前に開発された。ある音を特定の記憶と関連づけておき、睡眠中にその音を再生すると、その記憶が再活性化する。さらに踏み込み、睡眠中にパズル問題に関する記憶を思い出ささることが問題解決に役立つかどうかを調べた研究の結果が、昨年の11月のPsychological Science誌に報告された。

詳しく知るには

 

 

ニューヨーク大のスコット・カウフマン教授によれば、ときには集中力が切れてボケーッとしたほうが、目標に取り組むモチベーションがアップするらしい。
カウフマン教授いわく、頭がいい人はIQ・集中力・記憶力だけでなく、洞察力や直感にも優れているんだそうで、これらの能力は注意力が散漫な状態のときに発揮されるんだそうな。

*https://blogs.scientificamerican.com/beautiful-minds/mind-wandering-a-new-personal-intelligence-perspective/

 

ボーっとするとリラックス状態に入って、以下の能力が高まるらしい。

自己認識力
創造性
記憶の定着
長期的な計画
他人の気持ちを理解する
倫理観が高まる
思いやりの心が高まる

実際、2012年の論文でも、人間の脳はボーっとしてるときでも活発に動いてるってデータが出てまして、創造性や想像力を高めるには必須なんだそう。
*https://www.smithsonianmag.com/science-nature/the-benefits-of-daydreaming-170189213/

 

参考:https://yuchrszk.blogspot.com/2015/01/blog-post_5.html